うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★ブログ化以前の内容をもったいないので載せておきます。



■2003/01/05 (日)
2003年を迎えて。

昨年もいろいろありましたねぇ。個人的に振り返ってみますか・・・。

3連単が当たらない。

地方競馬や競輪で導入されている「3連単」。私、恥ずかしながら、ほとんど当たりません。元々、ワイド&普通の馬(車)連派ということもありあまり手は出さないのですが、それにしても・・・。
当たったと思うとド本命の890円とか。一度ぐらい狙って10万とか当ててみたいですね。

:馬がデビューしなかった。

極めて私的なんですが。某マイネルのクラブで一口出資してたのですが・・・・。いつまでたっても入厩しなかった挙句、3歳夏にやっと入厩、かと思ったら故障→引退って、おい。
でも、結局その馬の”補償”を元手にまた今年も一口持ってしまった。悪夢は繰り返されるのか、それとも・・・。

ん・・・?もうネタ無いか?競輪が”2層5班”になったとか、山田裕仁が賞金2億突破とか競輪ネタは少々あるけどなぁ、解ってくれる人少ないし。あ、一部の競輪選手が”2層5班”になったおかげでA級に組み込まれて「前みたいにB級でバンバン勝てなくなった」ってこぼしてるらしい・・・とか。

こんどこそネタが無いか・・・?じゃ来年に向けてネタを探すためにせっせと競馬場&競輪場に通うか・・・。


■2002/08/16 (金)
外れても腹の立たないレース

8月12日から14日まで行われていた平塚のナイター競輪は、「F2開催」という重賞でもなんでもないA級選手のみの「ヒラ開催」ではあったが、私的には非常に面白い開催だった。この開催は「湘南バンクマスターズステージ」と銘打たれ、往年の数々の名選手が集まった。清嶋彰一、山口健二、阿部良二、伊藤繁、藤巻昇ら、かつての”タイトルホルダー”(競馬的に言うならG?ウィナーといったところ)が集まって熱戦を見せてくれた。以前ここのコーナーで私が言っていたことが実現されたのだ!
いやぁ、まさかこの時代になって清嶋ー阿部がラインを組んだり、清嶋ー山口のラインが再び見られるとは・・・。ちょっとだけタイムスリップしたかのようなライン構成は場内のオールドファンにも懐かしがられていたようで、場内では盛んな歓声が飛んでいた。私も応援の意味が半分以上?の車券を買ってみていたが、こういったレースはその走りを見れただけでOKといった感じで、外れても腹の立たないレースの代表みたいなもの。まさにこれは”企画”の勝利だろう。こういった企画を考え、実行し、成功させた平塚競輪場には拍手を送りたい。
8月15日は松戸競輪の開設記念レースの決勝戦が行われていたのだが、その日の10レース。決勝には乗れなかったメンバーの集まるいわゆる「負け戦」ということもあり、これなら太田真一の楽勝かと思い、太田から買ったのだが、フタを空けてみれば、地元の大ベテラン滝沢正光(43歳)が先行して2着に粘るというレース。太田はどこか?へと飛んでしまったが、まさか滝沢がガリガリ先行してレースを引っ張るとは。往年の走りを見せ付けるかのような気合溢れるレースで、最終コーナーを廻る頃には「こうなったら滝沢勝っちまえ!」とすっかり自分の車券のことなどどっかへいってしまって、滝沢の応援をしてしまっていた。いつもなら腹の中で「太田、てめぇ先行できもしねぇでなに半端なレースしてんだ!」と思う所だが、滝沢の力走がそんな思いを吹き飛ばしてくれた。
常に全力を出し切り自力で勝負する姿、昨今の中途半端なレースばかりを繰り返す若手たちにも見習って欲しい。中途半端なレースをされて外れては、車券を買っているこちらは腹の立つばかり。そんな半端なレースはやがてファンからも見放されるだろう。車券が外れても納得できるレースを是非毎レース見せて欲しい。


■2002/06/26 (水)
書くことないな・・・

たまには何か書かないとアカウント抹消されちゃうからなぁ〜。じゃぁ、野球見に行った時の話。5月末頃だったかな。地元の平塚球場で行われたイースタンリーグ(2軍)の湘南シーレックスベイスターズの2軍の名称)VS日本ハム戦。子供は無料ということで場内は子供の姿が目立つ。で、その子供たちがスタンドにファウルボールが飛び込むたびにボールめがけてダッシュ!そりゃぁ、プロの使ったボールだもん、欲しいよな。ところがその子供たちの背後をさらにダッシュで追いかける男たち、そう球団職員!ボールを捕った子供に近づいてはとり上げ、とり上げ・・・。ご丁寧に職員同士がトランシーバーで「どっちいった?」と連絡を取り合いながら。
「ボールぐらいくれてやれよ」。
ひょっとしたらそのボール一個プレゼントしてやっただけで、後々野球を見に来てくれるファンになるかもしれないしさ。そのトランシーバー買った金でボールくらい買えるだろうが。なんでも、「ファウルボールプレゼントデー」(←こんなもんがあるらしい)以外はすべてとり上げるらしいね、シーレックス。そういえば、日ハムの選手は3アウト目のボールをキャッチした野手はスタンドにボール投げてくれてたけど(イチローなんかは良くやってるし、最近は他のチームでもやってくれる選手は多い)、シーレックスはそんなことしてなかったなぁ。試合前にサインボールの投げ込みなんてのをやるらしいけど、「お仕着せ」のプレゼントよりもファウルボールのがうれしいと思うんだけど。

あ〜、なんだかつまらない文章だな、まさに「駄文の部屋」の面目躍如?。


■2002/04/22 (月)
JRAの若手よ奮起しなくていいのか?

4月21日のオークストライアルを勝ったニシノハナグルマの鞍上にいたのは船橋所属で目下売り出し中の若手。左海騎手。この日の1レースで勝利を挙げ、7レースでも2着に入ったのは現在、大井のナンバー2の内田博幸騎手。当日の京都の最終レースを制したのも高崎の水野騎手。先日の皐月賞は外人騎手のワンツーだったし、関西では安藤勝巳、岩田康成、小牧太吉田稔川原正一、関東では石崎隆之。JRA騎手はいいようにやられている。
この事態をJRAの若手はどう見てるのでしょう。はたから見ていてもどうも「覇気」がいまいち伝わってこない昨今のJRAの若手達。思い切って逃げてみるとか、スローペースなら思い切ってマクってみるとか。関東だと木刀・・いや、後藤騎手ぐらい?勝ち気が伝わってくるのは。追い込みで名前を売った橋本とかどうしちゃったのだろう。

先日、とある地方競馬場で出遅れながらも追い込んで2着に食い込んだ馬がいた。その馬を担当されている厩務員の方はご自分でホームページを開設されており、私もちょくちょく掲示板にお邪魔していることもあって、今回も健闘を称えるべくメッセージを書き込んだ。数日後についたレスにはそのレースに騎乗していた若手騎手が「2着じゃだめなんです」と言って悔しがっていた旨が書いてあった。
「2着じゃだめなんです」今のJRAの若手達、こんなこと言えるか?「2着?今日のところはこれで上々だね。」なんて思ってるんじゃないの?どうも昨今の”地方&外人”旋風の裏には根本的に「勝利への執念の差」があるように思える。
俺は一生懸命やってるゾ、というヤング諸氏には失礼をお許しいただきたい。


■2002/04/10 (水)
ファン獲得・ギャンブル場生き残り作戦!

地方競馬と競輪。私が愛して止まないこの2つの公営競技もご多分に漏れず不況の波をかぶって久しい。地方競馬は新潟と中津、競輪も西宮、甲子園、門司と次々に過去帳入り。いずれも客は年寄りばっかりで、新たなファンも獲得できず、売りあげは右肩下がり。売上低下の原因は大きく分けて2つあると思う。ひとつは昨今の社会情勢からくる一人当たりの購買額の低下。こればっかりはしょうがない。小遣いが減ってるんだから。ぼちぼち景気が良くなって余禄が増えてくればまぁなんとか。問題はもう一つ。新規の客が増えてこないこと。こちらのが問題。だってなんぼこれから景気が良くなったところで来てくれる人がいなきゃぁね。今いる客はほとんどがある程度年齢がいった人ばかりだから、このままでは減る一方。なんとか新たな顧客を掴まないことには始まらないってこと。では、どうすればいいのか?まず、地方競馬なら日曜にも開催する。中央競馬に遠慮してあまり開催してないようだが、休みが日曜しか無い人にとっては行く機会が無くなってしまう訳で、新規客獲得と言う面ではマイナスでは?確かに売上と言う面ではあまり多くは望めないだろうけど、場内でフリーマーケットをやるとか、何かイベントをやるとかして、競馬場というものの存在をアピールしないと。
そこへ行くと、「努力してる感」が伝わってくるのが平塚競輪場。べつに地元だから褒めるわけではないのだが。平塚に限ったことではないが競輪は大レースの決勝をできるだけ、日曜・休日に行うようにしているし、平塚、小倉、函館では夏場にはナイター競輪も開催している。何より平塚では日曜のたびに何らかのイベントを開催して、地元の人に競輪場の存在をアピールしている。例えば地元の漁協、農協と協力しての朝市。先日などはなんと、「とっとこハム太郎ショー」。この日の競輪場凄かったです。いつもと客層が違う。若い親とその子供&爺さん・婆さんと孫といった組み合わせ。売上には直接貢献してはいないだろうが、とかく邪魔にされがちな競輪場の存在を認めてもらえれば、将来的にはいいと思うのだが。
競馬場、競輪場ともにつきまとう暗い・危ない場所という認識を裏返すこともギャンブル場が生き残るためには必要なのでは。


■2001/12/26 (水)
お客様は神様です

恥ずかしながら、こんな私でも一応自営業を営んでいたりする。そんな訳で、どこへ出かけても「接客」の良し悪しが結構気になる。別段、買い物や、飲食の場合だけではない。競輪場や、競馬場に出かけてもだ。
競輪場や、競馬場の接客とはどうあるべきなのだろうか。よく、入り口でデパガみたいなネェちゃんが「いらっしゃいませ」なんて頭を下げているが、あれはどうなんだろう?あんなのに金を払うのなら、その金で場内の設備を更新したらどうだろう?接客というのは、人が人に接するだけではなく、その施設全体がお客をどう迎えているのか、というのも含まれると思う。いつまでたってもアンモニア臭の漂う便所を綺麗にするとか、数の足りないゴミ箱を増やすとか。
無論、「施行者」対「お客」の部分も改善される余地があると思う。先日行われた競艇賞金王決定戦では売り上げ金の計算に手間取り、発走時間が大幅に遅れた(25分ほど)が、なんの案内も無かったと聞く。もし、初めて競艇にきた人がこの中にいたらどう思うだろう?必ずしもよい印象は抱かないだろう。リピーターになってくれる確率はかなり低くなってしまうと思う。例えば、初めて入った牛丼屋で、いたずらに長時間またされた挙句、何の謝罪もなければ次からはだれも行くまい。
私自身の経験でいえば、初めて大井競馬で「馬単」が導入された日のこと。やはり、計算機がダウンして発走時間が20分以上遅れてしまった。
どうも施行者側の不手際というのは無くならないようで、これでは客の印象はちっとも良くならない。競艇の件でいうなら、3連単の導入で売り上げや客が増えるのは予想できたはず。では、なぜ事前に新種投票券を導入したときのトラブルを予見できなかったのだろう。新種投票券を導入した時どのようなことがあったのか事前に大井競馬場なり、JRAなりに聞いておくことはできなかったのだろうか。
やはり、主催者側の人間も一度では無く、何度も「自腹」でギャンブル場へ足をはこんで、どういう接客が望まれているのか肌で感じる必要があると思う。


■2001/10/22 (月)
なかなか消えない記憶・競馬編

「見習騎手限定戦」 「3歳抽選馬特別」 「障害”勝入”」 「銀杯」 「東京”襷”コース」 「根本騎手、ヨーロピアンスタイルでの騎乗」 「アドバンスモア、24頭だて、24番枠、24番人気で、24着」 「サクラホクトオー菊花賞でカメラに写らない大外を追い込む」 「サクラエイコウオー、逸走」 「阪神の障害戦でサンアロー、なぜか内馬場に飛び込む」 「出津騎手、落馬再騎乗を年2回」 「篠原茂とマイネルヨース」 「ツインターボ、本当の主戦は石塚&大崎だ!」 「佐藤(正)&ニシノフラワー」 「アミサイクロン、よりによって本来の調教師が調教停止中に重賞制覇」 「野平富久師、キョウシンチグサの一件で資格剥奪」 「障害”400万”」 「今日は1レースがアラブだから、ゆっくり行くか・・・」 「ミホブラウン&キリーランカシャー」 「国兼vs塚越」 「木刀事件」 「デザーモ、ゴール板誤認」 「菅谷、アラブのレースで、”前半、前走馬と離されすぎたことについて戒告”」 「田面木、ワイドイットウを最後の直線で追わなかったことで騎乗停止」 「瀬古騎手、まるで天神乗り」 「実況アナウンサー、ジャパンカップアンブラスモアを終始アドバンスモアと言い間違える」 「フジテレビの某アナ、コスモドリームとサンキョウセッツを間違える大失態」 「最後の”ダイナ”、ダイナバトラー」 「フジカツラの2着地獄」 「森安輝正&ナリタブラアン」 「プレジデントシチー」 「オカノスズラン、クルミチャン、アウヤンテプイ、抽選馬戦の常連」 「最後のアイフルの血、マルホアイフル」 「ダイコウガルダンの口向きの悪さ、それでも強い」 「大井競馬で早田騎手、ゴール直前いきなり落馬」 「2度あることはサンドピアリス」 「エビショー天皇賞でうっかりガッツポーズ」 「サイレンススズカ、史上最強の逃げ馬」


■2001/10/16 (火)
なかなか消えない記憶・プロ野球

「元祖珍プレー・宇野のヘディング」「みごとな左下手投げ・永射 保」「変な左手の動き・住友一哉のギクシャク投法」 「大洋・田代、ラーメン屋を開店」「新人王・木田 勇、栄光と凋落」「クロマティ、中日・宮下をボコボコに」「中日・デステファーノ、乱闘しか記憶にのこらずスグ帰国」 「乱闘要員・小松崎&岩本」「平光審判だとなぜかトラブルが起きる」 「岡田審判員、私は巨人ファン発言」「『さらばプロ野球、さらば桑田真澄』」「江川、肩甲骨の裏にハリを打ったので引退」「←後日、ハリ師の協会から打っただけで投げられなくなるようなツボは無いと抗議」「ロッテ・伊良部、プロ入り第一球はカネやんの指示であえてワンバウンドの暴投」「阪神、始球式でデッドボール」「オ〜、パスタイム クダサ〜イ、ハンキュウベリーマッチ!(by ブーマー)」「西武・東尾、近鉄・デービスにボコボコにされる」「西武・清原、ロッテ・平沼に激高、ボディアタックかます」「近鉄・淡口の腰振り」「八重樫、あまりにインパクトのあるフォーム」「伝説の10.19、空気が読めなかったか、ロッテ有藤の長時間抗議」「土井監督 vs イチロー」「野茂 vs 鈴木監督」「巨人・上田、よりによって日本シリーズで牽制死」「斉藤浩行、2軍で100本ホームラン」「西武・秋山、バック宙でホームイン」「ドカベン香川のダイエット、度重なる失敗」「門田博光、ゆで卵ダイエット」「中日・愛甲、最後の”耳あて無しヘルメット”着用者」「阪急・山森、ホームランをフェンスによじ登ってキャッチ、米大リーグの殿堂から表彰」「阪急・アニマル、藤田をボコボコに」「広島・ランス、最低打率のホームラン王」「テレ朝、名高達郎主演で”サンデー兆治物語”」「テレ朝、渡辺正行主演で”落合博満物語”、しかも夫人役は泉ピン子」 「佐藤藍子、お前は本当に横浜ファンなのか」「巨人・サンチェ、水虫悪化で登板拒否」「今久留主 成幸」「大洋、2軍の代走の切り札・吉本文弘」「オリックス・シュルジー、ピッチャーなのにホームラン」「ピッチャー・イチローに、代打・高津」「代走専門・広島、今井譲二」「”ゼネラルマネージャー”・広岡」「達川、コンタクトレンズを落として試合中断」「巨人・斉藤のノーヒット・ノーラン寸前から、中日、落合の劇的サヨナラアーチ」「直球勝負!!津田恒実、あなたが間違いなく日本球界最高のストッパーでした。」


■2001/09/21 (金)
今、そこにある危機

昨今、公営ギャンブル場の数々が赤字決算に苦しんでいるという。先日も九州の中津競馬場が廃止されてしまったし、、門司競輪や、甲子園競輪、西宮競輪も廃止候補にあがっているらしい。いずれの場合も赤字続きで、本来は自治体の収入源になるはずが、逆に金食い虫になってしまったからである。私が競馬場に行くようになり10年ほどたったが、当時のようなバブル景気では何の努力もしなくても客が来て、多額のカネを使ってくれた。だが今は違う。一人一人の購買額はかなり減ってしまった。しかも客足は遠のき、新規の客も来てはくれない。
こんな状況のなかで、主催者たちの努力が続いている。宇都宮競馬場では、周辺の住宅に折り込み広告を入れてその存在をアピールしているし、大井競馬でも”競馬観戦の出来るレストラン”をオープンさせ話題になった。平塚、立川、前橋の競輪場ではこの冬から”3連単”(1着から3着までを着順どおりに当てる。当たる確率が低い分、高配当が望める)という新種の車券を導入する。そのほかにも努力をつづけている主催者もあるだろう。
だが、本当に主催者の側に売上をアップさせる気があるのか?と思うようなことがあるのも事実。たとえば小田原競輪の帰りの無料バスは、最終レース発走後には走らない。その前に終わってしまうのだ。最終レース終了後には歩いて帰らされる。知らない人は途方にくれるだろう。こんなマイナスイメージが付いてしまったらまた行く気になるだろうか?あるいは最終レースを買わずにバスのあるうちに帰ってしまい、そのぶんの売上が減ってしまうのではないだろうか?
そのほかにも、いつまでたってもトイレが綺麗にならないところや(女性客のイメージをよくするためにはトイレは重要だと思うが)、足利競馬のように無料バスの無いところなどもある。
一度、主催者のお偉いさん方は、客の立場にたって駅から競技場まで足を運び、場内を歩いてみることが必要なのではないだろうか。天下ってきてただイスに座っているだけの連中がトップにいるようでは、公営ギャンブルの危機は解決しないだろうと思うが。


■2001/08/24 (金)

またグダグダと・・・

先日、台風の影響でいろんな公営競技が中止になった。そのとき、ふと思い出したのがJRAが中止になった時にやるアレだ。そう、出馬再投票。一日ずれるだけなんだからそのまんまの枠順でやればいいのに、わざわざ再投票させるのだ。結果、出走メンバーは同じなのに枠順だけ違う、という事態になる。このおかげで新聞屋さんはどんだけ迷惑か・・・・。と書いていたら、昨日JRAの発表があり、まだ馬券を発売する前に中止になった場合は再投票せず、そのままメンバーをスライドさせて開催するという。
な〜んだ、JRA少しは話わかるようになったじゃん・・・って、ここで話がわかっていい人になると私らしくないので(どこがだ)、またなんか文句を。
Go!JRA JOCKYキャンペーン。あれは成果をあげているのでしょうか?「君だけのマイジョッキーを探せ!」なんて言ってるけど、最近の若手なんか個性が無くて誰が誰だかわかんないし。追い込み得意の根本とか、小倉は安田(隆)にまかせろ!とかなんかあればいいのだが。別にすぐにキレて若手を殴るとか、木刀を振り回せって言ってるのではなく、何か一芸欲しいのよ。そうすれば応援しがいがあるんだけど、少しは。目玉だった女性ジョッキーの一人、細江騎手も辞めちゃったし。騎手オタク以外の一般の競馬ファンを「おっ」と言わせる若手はいないんでしょうか。
地方競馬みたいに競馬学校卒業じゃなくても騎手になれるシステムは出来ないでしょうか?競馬学校で教わったことしか出来ないんじゃこっちも見ててもつまらないし。地方だと、那須の養成所卒業じゃなくても、一定期間厩舎で修行を積んで、試験一発勝負で騎手免許が降りるシステムがまだ残ってるんです(最近は大井の宗形竹見騎手とか、船橋石崎駿騎手がこの例です)。ある程度社会で修行を積むことで、人間性の修行にもなってすぐ木刀振ったりするような奴も出てこないんじゃないのかなぁ。


■2001/06/30 (土)
「売ってやる」感覚からの脱皮は?

近頃、電話投票の申し込みを行った。JRAの「PAT」、南関4場の「SPAT4」である。申し込み用紙を書き終えて、返信用封筒を見て驚いた。表面左上に衝撃の一文、「80円切手を貼ってください」。「な・・何ですと!!」これがこれから馬券を買っていただくお客様に向かって言う言葉か!今時、どこのデパートだってお中元の送料は無料だぞ!寿司の出前だってフリーダイヤルだぞ!「ジャパネットたかた」なら分割金利手数料まで負担してくれるんだぞ!だいたい受付の電話だってフリーダイヤルじゃなかったじゃん。馬券を買ってくれる人をお客様だと思ってないんじゃない?さすがのお役所仕事っぷりだね、JRAさん、南関4場さん。たった80円じゃん。テラ銭25%だから、こっちが馬券を400円以上買えばもう元が取れんじゃん。大半の人は継続的に馬券を買ってくれるんだから、返信の送料ぐらい負担しろよ。もう一つ言えば、JRAの「PAT」用、南関4場の「SPAT4」用のソフトの値段の高さ。JRAの「PAT」用は6000円、南関4場の「SPAT4」用はなんと驚きの高さ、12000円!通販番組なら、スタジオの奥様達が大ブーイングだよ!高い!買って頂くお客様になんでここまでの負担を強いる?競艇みたいにソフト要らずの「インターネット投票」は出来ないの?それとも、こんなことで文句いってるようなケチには馬券買ってもらわなくてもいいんだ?馬券買ってもらってナンボなんだから、売ってやる感覚から早いところ脱皮しないと。「ジャパネットたかた」でも行って商売のコツ学んで来い!


■2001/06/22 (金)
やっぱりプロスポーツは生で見ないとね

近頃、野球を見ていない。というのは、テレビではなく”スタジアム”での話。しかもイースタンリーグ(2軍)。なんでかって言えば、最近は平塚球場での湘南シーレックスの試合を年に四、五回しかやってくれないから。少ない!少なすぎ!本拠地が横須賀になったとかで、平塚球場ではほとんど主催ゲームをやってくれなくなってしまった。以前は大洋ホエールズの2軍は平塚球場が本拠地だったので、しょっちゅう試合を見ることが出来た。私は”シーズンパス”なるものを購入し、出来る限りの試合を見ていた。思い出すなぁ、田代、駒崎、青山、日野、吉本、名幸。あぁ、コーチの岩井が判定にブチ切れて審判にとび蹴りをくらわせた、なんてこともあったっけ。あぁ、生で野球見たいな。横浜スタジアムで1軍の見てもいいけど、仕事終わってからじゃ試合開始に間に合わないし(私は試合を見るなら最初から、競輪や競馬も1レースからじゃないと気がすまない)。
急に話は変わるが、最近野球人気の低下が叫ばれて久しいが、子供たちが生で野球を見る機会が減っているのも一因では?安価で、手軽に野球を見ることが出来るイースタンリーグの試合はヘタに本拠地を決めるよりは、県内各所を廻って開催しては?公共事業天国の日本ではそこいらじゅうにスタジアムもあることだし。やっぱりテレビで見るのとは一味違った、生の迫力が味わえるのだから。
余談だが、相撲も地方巡業を減らす方向だという。これは絶対反対。先ほど言ったように、生の迫力を味わえる機会なんてないのだから。現役の力士の中にも、たまたま地元に来た巡業を見て、その魅力にハマッたという力士もいるという。入門者が激減しているという現状を鑑みても、巡業は減らすべきでは無いと思うが。
ついでに言えば、地方競馬も。なんでナイターの時以外は日曜日の開催が無いの?やっぱり中央がやってる時にやっても、そっちに客をとられて地方の方へは客が来ないから?でも、平日だけの開催で、新規の客が獲得できると思ってるのかなぁ。競輪だって以前は特別戦の決勝は日曜を避けていたが、最近は日曜に行うようにしているのに。船橋や浦和の競馬場は平日にヒマな人しか行けなのかぁ・・・・。


■2001/06/10 (日)
競馬中継に物申す

スカイパーフェクTVの南関競馬中継に物申す

120chで放送中の南関競馬中継。無論、私も加入して見ているわけだが、これがどうもいただけない。中継の番組内容そのものに文句があるのではない。では、何が言いたいのかと言うと、「すべてのレースの中継終了後に、その日のレースリプレイ番組を放送しろ!!」ということ。大井競馬中継のなかで、「え〜、本日のレースは、11時からの大井競馬ダイジェストでもう一度お楽しみください」なんて言ってるが、あれは「MXテレビ」だけの話で、我々スカパーの視聴者は見ることが出来ない。大井以外の中継では、すべてのレース終了後にダイジェストを放送しているが、あのダイジェスト部分を見るためにビデオ予約をしようと思っても、スカパーの番組予約というのは”番組ごと”のため、ラスト20分を見るために一日中チューナー稼動しっぱなし、という事態になってしまう。南関競馬チャンネルは、電話投票者がライブで見る為の専門チャンネルなんだろうか?私のように日中は仕事で見ることが出来ない人間はどうしたらその日のレースを見る事が出来るんだ?1000円も取ってるんだから、中継以外に「本日のレースリプレイ」ぐらい、別番組で放送してくれ。1200円と、たいして金額の変わらないスピードチャンネルなんか、晩と翌朝にちゃんとやってくれてるよ。中継終了後に20分ぐらい時間が余ってるんだから、せめてその間でいいから。くどいようだが独立した番組で。そうじゃないとまた一日中チューナー稼動しっぱなしになっちゃうから。誰かこれを読んだ方、南関の関係者のエライ人に伝えてください。あの南関競馬チャンネルってどこに意見を伝えたらいいのか解らないので。

テレビ東京の競馬中継に物申す

北野誠」ってど〜なのよ。あんたホントの競馬好き?なんだか、「頼まれたからやってます」って風にしか見えないないんだよなぁ〜。どうも北野誠がキャスターってのはねぇ。なんだか久々だな。競馬中継を意図的に見なくなったのは。夏木ゆたかの「チャレンジ・ザ・競馬」(←古っ!)以来かな。


■2001/05/26 (土)
キタサンチャンネルよ、平成のアドバンスモアになれ!

5月27日は競馬の祭典、日本ダービーが開かれる。だが、ここ数年ダービーに限らずJRAのレース全般がイマイチ面白く感じられない。JRAのレースで見ていて面白いのはジャンプ(障害)レースぐらいなものだ。というのも、最近はちょっと前と違って、個性派の馬や、騎手が少なくなった気がするからだ。徹底的に「逃げ」に徹する馬とか、「追い込み」にこだわる騎手とか。超私的なことだが、私は「逃げ」でいうなら、マイネルヨースと篠原茂騎手のコンビ、「追い込み」でいうならブリザードと根本康弘騎手、知ってる人は数人だと思うが、マイフェイバリットと三浦堅二騎手なんてのも好きだった。ところが、最近は先行集団で無難に1周廻ってくるだけ、なんて感じのレース運びをする騎手が増えてきたと思う。いわゆる「先行、好位差し」を良しとする風潮だ。で、こんなレースが増えた結果、スローペースの前残りで、何の見所も無いレースが増えた。大差でブッちぎって逃げるとか、最後方から大外一気、なんてのは滅多にお目にかかれない。そんな風潮はついにグレードレースにも波及して、どうも盛り上がりに欠けてしまう。
そんな中、今年のダービーにはキタサンチャンネル号が出走するという(余計なことだが馬主は北島三郎)。距離別のレース体系が整ってからはまずダービーでは見られなくなった「短距離の逃げ馬」だ。これを見てふと思い出した馬がいる。名をアドバンスモアという。昭和最後のダービーで、24頭立ての、24番人気で、24番枠スタート、大差離されて24着という伝説の馬である。注目すべきはその数字ではなくレース振りである。とにかく逃げた。逃げまくった。向こう正面ではカメラさんも困るほど差をつけて逃げた。しかし、逆噴射してるのではと思わせるほど、3コーナーでバテて結果はビリ。どうこういう人もいるだろうが(そんな馬ダービーにだすな、とか)、当時競馬を見始めたばかりの私には、ものすごいインパクトのあるレースだった(また余計なことだが、昨年のJCの実況アナもアドバンスモアの印象が強かったらしく、逃げる「アンブラスモア」を終始アドバンスモアと言い間違えていた)。
最近の澱んだペースの競馬をぶっ壊すのはキタサンチャンネルよ、君だ。ルゼル号と競り合って逃げるのだ。そして超ハイペースの激流を作るのだ。すべての馬が脚を余すことの無い、力比べになる「流れ」を作ってくれ。


■2001/05/19 (土)
競輪でも見たい、シニア戦

久々に執筆。先週、プロ野球のシニア戦について書いたが、今回は競輪について。先々週にも書いたが、なぜか競輪には競艇で言うところの「名人戦」に相当するものが無い。競輪の好きなところの一つに、”選手寿命”が比較的長いところが挙げられる。プロ野球では、まぁいいところ10年、よくて15年。騎手でも20年ぐらいだろう。ところが競輪では、力さえあれば30年くらいは余裕で選手を続けられる。昨年惜しくも引退してしまった黄金井選手などはなんと50年もの間バンクを走り続けた。現在でも、かつてバンクを沸かせた往年の名手が数多く現役を続けている。「昭和の3強」として鳴らしたうちの2人、阿部 道、田中 博や、稀代の名マーカー、稲村 雅士、「神奈川王国」の代表格、伊藤 繁などなど。これだけの名手が残っているのになぜ、彼らを一同に会したレースを開催できないのか?多くのオールドファンも、その昔、声を枯らして応援したかつての名手に声援を送りたいだろう。平塚や立川などの多くの人が集まりやすい競輪場での開催なら、売上もそこそこ望めるだろう。是非、自転車振興会、選手会の英断を期待。


■2001/05/13 (日)
超・超・超・私的、プロ野球、思い出のベストナイン

投手 間柴 茂有<日本ハム>/先発・・・・最高勝率記録保持者
   福間 納 <阪神>/中継ぎ・・・・・とにかく、よく投げる
   鈴木 孝政<中日>/抑え・・・・・・唯一、長島親子と対戦
   酒井 圭一<ヤクルト>/敗戦処理・・敗戦処理だとなぜかいいピッチング

捕手 袴田 英利<ロッテ>・・・・・この人あってこその村田兆治

一塁 片平 晋作<大洋>・・・・・・王のモノマネ?
二塁 池之上 格<大洋>・・・・・・南海時代はピッチャーでした
三塁 広橋 公寿<西武>・・・・・・メガネが似合う左キラー
遊撃 上田 和明<巨人>・・・・・・契約金ドロボーとの声もあり

外野 南牟礼豊蔵<中日>・・・・・・乱闘要員?
   蓬莱 昭彦<中日>・・・・・・果たしてこの人のこと何人覚えてる?
   高柳 英樹<南海>・・・・・・左投手に滅法強い

代打 石井 昭男<中日>・・・・・・結構チャンスに強かった
代走 今井 譲二<広島>・・・・・・最近こんな人いないでしょ?代走専門


■2001/05/07 (月)
シニア野球リーグへの期待

噂では今秋から、40歳以上のプロ野球OBでシニアチームを結成し(4チーム)、リーグ戦を行うという。他の競技ではゴルフがいち早くシニアトーナメントを開催しているし、競艇でも年に1回ではあるが、50歳以上の選手による「名人戦」なるものを行い、オールドファンの人気を博している。これだけ人気のある野球でいままで無かったのが不思議なくらいだ。はっきり言って私は、金田や稲尾がどんなに凄かったと言われようが、王、長島は凄かったと言われてもピンとこない。やはり、自分の目で見ていた選手達のが印象深い。今回、シニアリーグで顔を出してくれるであろう面々は恐らくは私が一番良く野球を見ていた頃の面々であると思われる。なんてったって60代じゃ体も動かんだろうし。その点、私が一番良く野球を見ていた頃の面々は今ごろ40台で、まだまだ体も動くだろうから非常に楽しみだ。
やっぱり4番は落合(O→D→G→F)かなぁ。いや、門田(H→BW)も捨てがたい。個人的には一押しの田代(W)は一発の魅力はあるが、打撃が荒いからなぁ。杉浦(S)の弾丸ライナーの打球もカッコよかったし。
エースは誰がなんと言おうと山田(Br・現中日コーチ)。江川?あれは好きじゃないな。そういえば江川にやたら強かった「江川キラー」の豊田(D)なんてどうしてるんだろ?

野球のことを書き出すと止まらないので今日はこの辺にしておいて、また気が向いたら「思い出のベストナイン」でも書こう。


■2001/04/30 (月)
ベテランの頑張りをもっと見たい

今日の平塚競輪の最終レース、2着に来たのは今年で41歳になる滝澤正光選手だった。41歳にして競輪の格付けでは最上位のS級1班に在籍し、いまだに自力のレースも数多く、多くのファンをしびれさせる。所は変わって、松戸競輪場。ここの第3レースで勝利を収めたのは何と58歳の町田克巳選手。最下級のB級のレースとはいえ、自力の捲りでの勝利だからなんとも恐れ入る。
私が競輪を良く見る理由の一つに、多くのベテランが頑張っていることが挙げられる。60歳の木村実成選手を筆頭に、58歳の林光雄選手、57歳の稲村雅士選手など、50代の現役選手が数多く見受けられる。ちょっと考えてみて欲しい。あなたの隣、もしくは向こうの部屋で寝転がって野球を見ているあなたのお父さん(もしくはダンナ)は今何歳?まだ40そこそこなのにすっかりダレた生活してません?
はるかに年上の50代のオジサンたちが、20代の若い選手と一緒に戦ってるんですよ。ね、なんとなく競輪見たくなったでしょ?
さっそく明日あたりの新聞で競輪の出走表を見て欲しい。名前の下に競輪学校の入学期(数が多いほど最近)と、年齢が書いてあります。そこを良く見てください。たぶん頑張ってるベテランを見つけられると思います。


■2001/04/17 (火)
またしても船橋

今晩の大井のメインレースはマイルグランプリ。結果から先に言ってしまうと、アローセプテンバーの勝利。2着はサプライズパワー、と船橋の2頭にしてやられた。ホントに船橋の馬は強いなぁ。大井にはなんでいい馬が入ってこないのかね。やっぱり認定競走やってないからなぁ。自分が馬主ならやっぱり中央に挑戦しやすい環境にある、認定競走やってる競馬場に預けるだろうし。大井のお偉いサンも考え方変えようよ。ナイターで売上だけ上がりゃぁいいっていう考え方もうやめようよ。やっぱり大井の名前を売るには、ナイターもいいけど、中央を席巻するような馬を送りだそうよ。認定競走開始⇒いい馬入厩って即、そうなるわけじゃないと思うけど。まぁ、大井は賞金が高いから今のままソコソコやってれば調教師サンも馬主もそこそこ収入あるし。だけどこのままじゃぁ、やる気あふれる若手調教師が頑張っていて、結果を出し続ける船橋との差が開く一方のような気がする。


■2001/04/16 (月)
3冠の、期待に応えて、まず1冠

今年の南関牡馬クラシック路線の1冠目、羽田盃トーシンブリザードで堅いと思っていたらその通り。トーシンブリザード圧勝でした。今日は3コーナーあたりから石崎騎手の手が動きっぱなしで一瞬「?」と思わせたが、直線に向くと、逃げるフレアリングマズルを交わして独走。最終的には2着のフレアリングマズルに2馬身差をつけてゴール。3着はさらに6馬身差でゴッドラヴァー。
しかし、1着のトーシンブリザード船橋所属。2着のフレアリングマズルは大井所属とはいえ、もとは北海道競馬で走っていた馬。なぜ、大井生え抜きで最強馬は出現しないかなぁ。強い馬が出てきて地方競馬が盛り上がるのは結構なんだが。


■2001/04/15 (日)
トゥインクル皐月賞のこと

大井のナイター競馬、トゥインクルレースに行ってきた。やっぱり、相性のいい騎手というのはいるもので、今日も宮浦騎手のおかげでいい思いができた。ホントにいつもありがとうございます。この場を借りてお礼をひとつ。

そういえば、場内に新たな売店が出来ていたっけ。コロッケ屋とかが。細かいことは大井の部屋のコーナーでいずれまた。

JRAのほうでは皐月賞が行われた。レースとは関係ないが、皐月賞に出ていたシンコウカリドって「パッとさいでりあ」の社長さんの馬じゃなかったっけ?いつのまに馬主名義が変更されたのだろう。そういえば、シンコーファームも馬を手放すらしいし、何かあったんだろうか。
もうひとつレースとは関係のないことを。ミスキャストって母はノースフライトだけど、この馬はTクラブに所属しなかったんだ?たしか今まではノースフライト産駒はTクラブの募集馬になっていたような・・・。いままであまり出世しなかったノースフライト産駒に出資していた人は納得してるのかな。


■2001/03/17 (土)
あるベテランの引退によせて

3月16日、京王閣競輪場。6レース終了後にその”レース”はおこなわれた。たった2周のレースだったが、”勝者”はゴール後、スタンドに手を振り、観衆の声援に応えてまわった。観衆の口からはこんな言葉が掛けられていた。「ありがとう!」、「お疲れさん!」と・・・・。その”レース”の勝者の名前は「山口 国男」。今年で50歳を迎えたベテランの競輪選手だ。全盛時には、関東の競輪選手達をまとめる参謀役を務め、弟の山口健二と共に、「フラワーライン」の中核を担った名選手だ。そんな彼も今月一杯での引退を発表、そして、そんな彼の為に行われたのがこのレースだ。実際には車券が売られたわけではなく、いわゆる「模擬レース」。彼の花道を飾るべく用意された舞台だ。「できレースだろ」そんなことはいいっこ無し。いままで何人もの名選手たちがひっそりと引退していったことか。野球のように新聞がデカデカと取り上げてくれる訳でもなく、いつのまにか「あぁ、見なくなったね」って感じで知らない間に辞めていったりしたのだから。辞めるからといって、車券を売ってるレースでデキレースをされるよりもよっぽどいいと思うし。こういった形で地元のファンにさよならを告げるのも、見にきたファンも印象が強いだろう。今回は事前に新聞に載っていたこともあり、さよならイベントとしては成功の部類だったと思う。他の主催者も名選手達をただ捨てるのでは無く、売上、競輪人気に貢献した人たちなのだから、これくらいのことはしてあげて当然だろう。この3月は期末ということもあり、他にも引退する選手達も多いだろう。輪界を去り行く男たちの今後に幸多かれと、祈ってやまない今日この頃。


■2001/02/16 (金)
名馬と船橋と出川厩舎と

昨年の最優秀3歳馬はトーシンブリザードと聞いた時、「フジノテンビーじゃないの?」と、思ったが、今日のトーシンブリザードのレースを見る限りは考えを変えてもよさそうだ。そう思わせるには十分な強い競馬を見せてくれた。いや、”魅せて”くれたとも言える。レースは宮浦騎手のフレアリングマズルがハナを切るかたちで進んだ。トーシンブリザードはスタートはあまりよくなかったが、石崎騎手は無理せずにそのまま中段のやや後ろに控えた。ライバルと目されていたラムタラ産駒のロイヤルエンデバーは先行する3頭を前に見る、絶好の位置。前述の有力3頭の位置取りはそのままにレースは最後の直線に。このままフレアリングマズルが逃げ切るかと思われたが、いつのまにか馬を外に持ち出した石崎のトーシンブリザードが、持ったままあっさり交わし、2着に2馬身2分の1の差をつけ優勝。2着は最後の最後でトーシンブリザードフレアリングマズルを鼻差交わして入線。ここまで5戦無敗の青雲賞馬レオボストンは一瞬伸び掛けたものの4着止まり。ちょっと太めということもあったろうが、どうやら前の3頭とは力の差がありそう。2着に押し上げたロイヤルエンデバーも、兄のイシノサンデーもそうだったように、並んで勝負根性を見せて競り勝つ、といったタイプではなさそう。やはり、スンナリと流れにのって押し切るといったレースで勝機を見出す、といった形になるのか。惜しかったフレアリングマズルだが、今日は宮浦騎手の好騎乗も光った。スタート後から2コーナー手前まで競られる形になったが、「どうせお前の馬とは力が違うよ」とも言わんばかりに、あわてず騒がずマイペースを貫いた。あれが並の若手だと、だまっていても突き放せる相手でもムキになって手綱をしごいて、最後はバタバタ、なんてことになっていたかもしれない。「やっぱり宮浦は上手い」とひとり納得した次第。トーシンブリザードは、今日のところは言うことなし。内で砂を被っても怯むことなく、矢のような伸び。開催前に砂をたしてやや深くなった馬場でもあがり3Fで37秒8をマークしたようにここではやや力が違ったか。
それにしても最近の船橋勢には目を見張る。なんといっても若手調教師の活躍が素晴らしい。サプライズパワーでお馴染みの川島師、アブクマポーロで一世を風靡し、今年も絶好調の出川師、そして今日のトーシンブリザードの佐藤師。そんな船橋勢と比べてしまうとやや寂しい感をぬぐえないのが大井勢。でもなんだかんだいっても最近の船橋にはいい馬が入ってるなー。やっぱり認定競走をやってるってのが大きいのかな。ロイヤルエンデバーだって認定競走やってなければ、川崎には入らなかったと思うし。そろそろ大井も意地張るのはやめたらどうだろう。認定競走勝った馬が、中央で的場や宮浦や早田をのせて走っているなんて所見れたら嬉しいのだけれど。それで、少しでも大井に注目が集まるようになれば、ホームページだって作り甲斐があるってもんだよ。そろそろ「うちはうちのやり方でしか行かないよ!」なんて考えは改めないといつの間にか、置いてきぼり食っちゃうと思うけど。もうすでに船橋とか盛岡に引き離されつつあるのだから。


■2001/01/31 (水)

強い馬が強い勝ち方で勝つ。あっぱれベラミロード

TCK女王杯。距離が長すぎるだのなんのかんの言われていたが、終わってみればベラミロードの圧勝でした。好スタートから先手を奪うとあとはマイペースであっさり。馬の強さと内田利夫騎手の冷静な手綱裁きがミックスされて圧勝。2着は的場文男騎乗のセクシーディナー。前走でロジータ記念を制したのはフロックでは無いことが証明された形となった。ブリンカーシャドーロール着用と気難しいこの馬を後方でピッタリと折り合わせて、直線に向いてから豪快に追い込ませるというさすがの騎乗ぶり。3着は堀千亜樹騎乗のユニティステージ。1番枠からのスタートで、まったくロス無く内々ぴったりを回って入着。いかにも堀騎手らしい好プレー。5着に入ったスイングバイ。逃げなくてもここまでこれたということは今後につながるはず。ところで、今日の大井競馬中継に、TCK女王杯を勝った内田騎手が登場し、いろいろとレースについて語ってくれた。ただの勝利ジョッキーインタビューに終わらず、スタジオに登場してくれるとは、日ごろからファンを大切にするとの評判が高い内田騎手。ちょっとしたインタビューに答えるだけでギャラを要求するとの噂のあるJRAの誰かさんとは大違い。ファン離れと新たなファン獲得に悩んでいる各主催者の皆さん、少しは選手に陽をあててはいかがでしょう。今日の内田利夫騎手やJRAの加藤騎手のように喋りのたつ人がいたり、競輪だったら北海道の藤巻昇選手、群馬の高橋光宏選手のように渋い2枚目がいたりするわけで。どうでございましょ?
2001年01月31日


■2001/01/29 (月)
神山サン、やっぱりアンタは強いよ(共同通信社杯

さっきダイジェスト見たけど、上手いし、強いわ。勝つためには伏見の後ろで粘るってのが一番手っ取り早いってか。まぁ、逃げイチだしね。しかし、気合の入った走りだったなぁ。2日目に稲村に競り負けたのがよっぽど悔しかったかな。でも「強い太田」の後ろを巡って北関東もいよいよ分裂か。その昔、吉岡の後ろを巡って井上茂徳と中野浩一が競り合って、九州分裂なんて言われたことがあったけど、歴史は繰り返すってことか。
2001年01月29日


■2001/01/20 (土)
垣外中勝哉無心に踏んで、伊藤公人冷静に踏んで優勝

(観戦場所:仕事場テレビ)休息時間にゆっくり休もうとすると、なぜかお客さんが来てゆっくり休めない。でも今日はそのお陰で休み時間がずれこんで、いいレースを見ることができた。まず、小田原競輪の決勝。このレースは優勝した伊藤公人<44歳:埼玉/40期>の頭脳プレーが光った。選手紹介の時は、群馬の選手2人(田中将彦〜森克典)の3番手を回り、「今日は俺は3番手から追い込みだよ」なんて感じだったのだが、いざレースがはじまると、森の外に車体を合わせに行き、番手戦に打って出た。しかし、併走したのはわずかで、すぐ3番手に引いた。そんな状態のままレースは進み、あと2週を迎えると、今度は後ろから別のラインが捲ってきた。ここですかさず伊藤はそのラインの2番手をとりに行ったのだが、前を回っていた森も同じ事を考えていたらしく、外にちょっと膨れてしまった。すると伊藤は瞬時に車体を森の内へ入れると、森を少し外に張り、あっという間に先行する田中の番手を奪ってしまった。こうなるとあとは大名マークで、あとは田中を差すだけ。ゴール手前であっさり交わし、らくらく優勝。しかしあの併走は今考えてみると、森の意識を「伊藤が外から来る」ということに向けさせ、外ばかりに気の行っている森を内からすくっていくための伏線だったのではないだろうか?私の考えすぎかも知れないが、ベテラン恐るべしである。その直後の広島記念の決勝も印象深かった。逃げる伊藤保文の3番手につけた垣外中勝哉<29歳:愛知/68期>は直線に向いてから一気に踏み出すと、見ているこちらの予想以上の伸び(失礼!)で前を捕らえて優勝。どうやら初優勝だったらしく、レース終了後控え室に引き上げてくる途中、出迎えた同県の大先輩、高橋健二選手に祝福の言葉をかけられると、満面の笑みで「いやぁ、夢みたいっすよ!」と。そりゃぁ、そうだろう。三宅伸、吉岡稔真、金古将人らのビッグネームを相手に勝ったのだから。でもきっとこれが自信になってまた近いうちに大きな仕事ができるだろう。それにしても吉岡稔真の不振が気がかりだ。
2001年01月20日


■2001/01/16 (火)
平塚競輪優勝、川本竜司郎に元・巨人上田の幻影を見た

(観戦場所:仕事場テレビにて)いつものように、ちょっと遅めの休息時間に平塚競輪中継にチャンネルをあわせると、ちょうど最終レースの決勝戦の直前だった。カメラは発走前の控え室に向けられていたのだが、その時思わぬ事が目に入った。8番車の国広選手が1番車の川本選手のところへ近づき、何やら話し掛けると、川本選手は一瞬「あっ」と言う表情を浮かべると、今まで自分が右手で支えていた自転車を国広選手に渡し、自分は後ろの自転車置き場に別の自転車を取りに行った。そう、川本選手は間違えて国広選手の自転車に乗ろうとしていたのだ。確かに同じ黄色のフレームでぱっと見は同じだが、プロでもこんなことって・・・と思わずにはいられなかった。その直後のレースでその川本選手、みごとに優勝を飾った。私は思った。「ひょっとして、緊張して堅くなってたところで、思わずマヌケな所を見られたもんで、気負いが抜けて全力出し切れたんじゃ・・」。その時、ある野球選手のことを思い出した。巨人にいた上田和明選手。そういえば、彼が大洋戦で放った決勝ホームランの直前にも同じようなことがあったのだ。延長戦にもつれこんで、ここで点が入らなければ、負けか引き分けという滅多にまわってこない大事な場面の打席で、緊張のあまり彼は履き替えることを忘れて守備用のスパイクで打席に入ってしまった。そのことをキャッチャーに指摘されたことで、「舞い上がっていた自分だったが、あの一言で一瞬冷静になれて余計な力が抜けた」(翌日のスポーツ紙によると)そうで、生涯最高とも言える打球をスタンドに叩き込んだ。半分は忘れかけていた、無名の野球選手の一瞬の輝きのシーンを思わぬ形で思い出した、そんな休息時間だった。
2001年01月16日


■2001/01/14 (日)
宮浦騎手人気薄で逃げ切り2勝、さすが。

(観戦場所:大井競馬場)寒い、寒い。なんとかならんかね。馬券売り場の天井のところどころに設置されてる「ヒヨコ電球」みたいなやつ。あれ、半分球が切れてる所が多くて、暖かさ半減。しかし、レースは熱かった。なかでも私イチ押しの宮浦騎手。今日は前に行った馬が止まらない馬場と見るや、鮮やかな逃げ切りを2つも決めた。やっぱり上手いな。中央競馬の若手なんか少し宮浦のつめの垢でも煎じて飲んだほうがいいんじゃないの。メインレースはリマンドマッハの圧勝で、5連勝を達成。でも内田騎手で連勝を達成した馬って、ソコソコいくんだけどその後がいまいちっていう印象がある。チャレンジスターとかそうだったし。リマンドマッハも父がワカオライデンだし、これ以上の強い相手とあたると、厳しくなりそう。B級で走っていられるうちは勝てそうだが。それにしても的場文男騎手、出足悪いな。今年あんまり勝ってないみたい。今日も一つしか勝てなかった。これじゃあホントに内田にやられちゃうよ。そろそろエンジンかけないと。
(2001年01月14日)