読書の秋の恒例行事、神田古本祭に行ってきました。
相変わらずたくさんの出店と人だかり。
結局今回の買い物は「競馬年鑑1989年版(サラブレッド血統センター)」と「国鉄監修・交通公社の時刻表1971年5月号」のみ。でも今回の2冊はなかなかいいモノ掘り出したかな、と自画自賛。
1989年といえばホーリックスとオグリキャップの死闘が繰り広げられたJCが行われたり、オペックホースなんかとある意味で比較されてしまうウィナーズサークルがダービー勝ったりしてます。あ、”これはビックリ”サンドピアリスもこの年ですね。ちなみにこの年の年度代表馬はイナリワン、最優秀障害馬はメジロマスキット。騎手のほうの成績はっと・・・・・
①武豊・133勝・栗東〜武田作
②岡部幸雄・94勝・美浦〜フリー
③柴田政人・88勝・美浦〜高松
となっております。武豊、デビュー3年目でリーディングですか。数字を見る限り、今ほど騎手の一極集中は進んでない様子。
アメリカのフリーハンデの数値なんかも載ってました。4歳牡馬部門のトップは・・・・サンデーサイレンス。この馬が極東の島国の競馬で根幹をなす血統になるとは誰が予想したでしょうか。ちなみにブライアンズタイムが輸入されてきたのも1989年11月だそうです。
1971年の時刻表をパラパラとめくってみると・・・・東北本線に凄い列車発見。上野を22時40分に発車、福島から奥羽本線経由で青森に翌日の21時57分着という超・長距離普通列車。今では考えられませんね。ここまでいくと、この列車で青森行くってある意味で優雅な旅かも。
巻頭の地図を見ても今では空きだらけの北海道に線路がいっぱい。札沼線も石狩沼田まで通ってるし。
しかし、古い時刻表にプレミア付くんだから、何でもモノはとっておくもんですね。
そうえいば”「1か月読書せず」49%、若者の本離れ進む ”
→http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061029it11.htm
なんて記事も目にしました。ま、かく言う私もちゃんとした活字の本はあんまり読むほうじゃないですけど、たまには読書でもどうでしょうか。