こないだの土曜に平塚の中央公民館で催された「湘南百番寄席」なる催し物を見てきました。
”寄席”っていうからには当然、落語メインの興行でありまして、出演者は三遊亭鳳楽、あした順子・ひろしの大御所ほかに三遊亭門下の落語家さんが２人。
最近はＮＨＫの連ドラの影響か、落語人気も息を吹き返しつつあるようですが、どうも私のような素人が寄席に見に行くにはチト敷居が高いような気がしてしまいます・・・。
でも、なんとなく”敷居の高い感”があって行き辛い落語でしたが、結論としては「落語って実は結構面白くて、そんなに肩肘張らずとも楽しい」。
あと、もうひとつ思ったのが、”前座・２つ目・真打ち”では結構面白さに差があった・・・ような気がします。さすがに鳳楽師匠は一味違ったなぁ、と。
しかし、今回は「あした順子・ひろし」の出演が無ければ行ったかどうかなぁ・・・
落語が楽しみの人にはああいう漫才をどう思うのか解りませんが、私のようにちょっととっつき辛かった落語に興味を持つきっかけになった人がいれば、ああいうのもアリでしょう。
それにしても、順子・ひろしの御両人は元気だなぁ〜。ひろしは今年で８５歳（！）だそうですよ。
でも、さすがに今回は「首投げ」はありませんでした・・・。ま、あの森光子だって舞台上の”でんぐり返し”を封印した位だからしょうがないか。
”敷居の高い感”といえば、私が敷居が高いなぁと感じるものの話でも・・・
まずは最近のゲームセンター。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080208/147210/ によると、ゲーセン不況でセガが希望退職者を募るとか。
まぁWiiの事もあるでしょうけど、格闘系や音楽系（太鼓とかダンスとか）って、初心者がやり辛い雰囲気じゃないですか？迂闊にやったら周囲の「セミプロ」（？）に笑われそうで。
それにメダルの貸し出し料も高いと感じるし、クレーンゲーム系も難易度とプレイ料金ばっかり上がってる気がするなぁ。１回２００円はちょっとねぇ。
ラーメン屋もちょっと気が引けるかな。
ラーメンっていつからこんなに高尚な食べ物になったんでしょうか。偉そうに御託を並べる店主の顔色伺いながら食ったって・・・・味がどんなに美味かったところでちょっとねぇ。
あ、でも私は世間的には”敷居の高い感”のあるかもしれない「地方競馬場」「競輪場」「オートレース場」には何の疑問も無く出入りしてるな。
ひょっとして、いつも「やめろ」と言い続けてる”ギャンブル場の芸能人イベント”は案外世間的には敷居を下げる役割をしてるのかもしれん。