うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★黒毛和牛界にも”テンポイント”!?

 
12日に川崎みなと祭り&ちくさんフードフェアに行ってみました。
まぁ、川崎マリエンに展示されてる巨大ホオジロザメの剥製と、マリエンの展望台に行ってみたいというのが目的だったんですが。川崎みなと祭りの期間はあの展望台が無料なのだそうで(あのショボイ展望台で金取るか〜?)
 
で、こいつが巨大ホオジロザメの剥製。発見されたときには扇島の岸壁に息絶えてプカプカ浮いていたそうです。

 
なんでも、頭だけを残して廃棄しようとしていたら、調査の結果世界最大級(約480CM)の雄のホオジロザメであることが判り、全身剥製として展示されることになったとか。ちなみに剥製にするのに350万円かかったそうです。
 
さて、せっかくなので「ちくさんフードフェア」なるものも覗いてみました。
牛丼やら鶏の唐揚げやらソフトクリームやら、畜産に関係ある屋台が並び、普段は立ち入れない倉庫部分では畜産物の特売も。
そんなイベントでこんな冊子を見つけてしまいました。

黒毛和牛の種牛のカタログですな。
 
これがなかなか面白くて、競走馬の血統辞典を見ているよう。
この本の中で、かなりの頻度で父馬の欄に登場するのが”平茂勝”という名前。どうも、”鹿児島が生んだスーパー種牛”との誉れも高い牛だとか。さしづめ、和牛界のサンデーサイレンスといったところか。

ページを読み進めていくとその中に、変わった名前の種牛が・・・・・
 

テンポイント って・・・おい。
しかも”天保院斗”って、暴走族のイタズラ書きの当て字かよ・・・・。 
 
しかし、血統は超一流。

 
和牛界のサンデー(と、勝手に私が命名)”平茂勝”を父に、母の父には岐阜の生んだ”スーパー種雄牛”(←この種牛案内の本にはこう紹介されている)の”安福165の9”という超一流血統!
しかもこの天保院斗、産駒の評判も良いらしい。なんでも、枝肉重量、バラの厚さ、脂肪交雑(”霜降り”具合が良いということか)を示す数値はトップクラス、しかも、産駒の一日当たりの飼料(カロリー)要求量は平均値より低めなのに、産駒の一日あたりの増体重量は平均値より高いというスーパー種牛。
名前はテンポイントでも、実績は和牛界の”ディープインパクト”!?(←言いすぎ?和牛の血統なんてこの日初めて知ったのでこの例えは適切なのかどうか良く解らんが)
 
それにしても、競走馬以外でも血統で奥深いもんだねぇ・・・・。
まだまだ私の知らない世界は一杯ありそうだ。