ダニエル・クレイグのボンド第二弾、「慰めの報酬」を観てきました。
あんまり何か書いてもネタバレになるのでほどほどに感想でも。
これから観に行こうと思ってる方、前作の「カジノロワイヤル」を一度見てからのほうが良いかと思います。
「カジノロワイヤル」ってどうにも話が長いんですが、そこは我慢してください。その分(?)今回の作品は1時間46分という007史上でも稀に見る短さとなってますので。
しかしまぁ、クレイグの演じるボンドはロジャームーア卿の演じたボンドとは対極にあるというか、別の作品ですな、もはや。ブロスナンのボンドともまた違う。かと言ってショーン・コネリー的かというとそうでもない・・・・、あえて言えば「殺しのライセンス」のティモシー・ダルトンのもっと度の過ぎたヤツとでも言えばいいでしょうか。
クレイグのボンドはこの方向で行くんでしょうかねぇ、なんだかあんまり私好みでは無いです。
しかし、1時間46分はちょっと端折り過ぎの感もあるかなぁ・・・。ストーリーそのものは良く出来てるとは思いますし、勧善懲悪のアクション映画としてはいいんじゃないでしょうか。誰の演じる”ボンド”でこの007シリーズにハマったかによって、今回「慰めの報酬」、そして前作からの”流れ”の評価も変わるのかな?