28日にまた霞ヶ浦へ出かけてきました。
今回はいつもよりも足を伸ばして、千代田石岡インターから高浜入方面へ。
湖岸道路を走りながら良さげに見えるポイントで、小物狙いの仕掛けを下ろしてやってみることに。
ヨシの茂る流れ込みの所でじっくりとやってみましたが、こっち方面の霞ヶ浦でも釣れてくるのはオオタナゴとブルーギルばっかりで閉口・・・・・。タイリクバラタナゴすら釣れてきませんでした。ホソを探ればまた違った結果が出るのかもしれませんが。
でも、この日は珍客が釣れてきました。
エビちゃんですよ、テナガエビ。
こんなのが5つばかり上がりました。テナガエビのアタリと引き味って独特で面白いですねぇ。
エビがエサをはさんだだけの段階でアワセてもダメで、その後しばらく待ってウキが引き込まれてからさらに一拍置いて・・・それからそっと竿を上げて、といった感じで、じっくり待つのがキモのようです。”ヒラメ40”に通じる我慢の釣り?
最初のうちはうまくアワセられませんでしたが、慣れてくると魚とエビのアタリの違いを見極めて釣れるようになりました。それにしても、テナガエビ釣りって引き味がクセになりますね。
しかし、せっかく面白い釣りを楽しんでいたのに、天気が許してくれずにここで釣りは降雨コールド。
ここまで来たのにこのまま帰るのは忍びないので、霞ヶ浦大橋のそばにある行方市の観光物産館を目指しました。
(行方市観光物産館のオフィシャルサイト→http://www.namegata-koikoi.com/)
ここの名物といえばやっぱり「なめパックン」「こいパックン」「ぶたパックン」。
皆さん何のことかお解かりになりますか?
答えは、なめパックンは”ナマズ”の肉を使ったハンバーガー、こいパックンは”鯉”の肉を使ったハンバーガー、ぶたパックンは何のヒネリも無くそのままの意味で”豚”の肉を使ったハンバーガー。
それぞれ、行方市の特産物なんだそうで、それを生かしたご当地グルメを開発したとか。
さすがに3つは食えないので「なめパックン」と「こいパックン」を注文。
待つこと数分。まずは「なめパックン」。
ナマズがキャラ化されております・・・・
中身はというと、
正直、「野菜多すぎじゃねぇの?」
上の方にちらっと見えるのがナマズ肉と玉ねぎと蓮根を混ぜて作ったというパティですが、見た目通りで食感としては野菜の食感しか残りませんね・・・・残念。
パティ部分だけ食べてみた所、ナマズ肉というのは言われなければまったく解りません。おいしいです。それだけに野菜が勝ち過ぎなのが惜しい。
続いて「こいパックン」
出没!
こちらは
こんな感じで具材が存在を主張していて好感が持てます。やっぱり、ヨソにない具材を使ってるんだから多少アピール感があったほうが良いかと。
鯉は切り身にされて、照り焼き風に仕上がっています。
なかなかに美味です。甘めのタレで絡めた鯉の肉は骨も無く、臭みも無いです。鯉肉と言われなければ気づく事は無いでしょう。野菜との配分もなめパックンよりもいい感じ。個人的にはこっちの方がうまかった。
腹を満たした後で、お土産にメロンとトマトと佃煮を買って物産館を後にする事にしましたが、せっかく旧玉造町まで来たのにまっすぐ帰るのはもったいない・・・・
と、いうことで廃止になった鹿島鉄道の旧・玉造町駅跡に行ってみましたが、閑散とした駅前広場にバス停が一つ、そして空車のタクシーが1台。寂しすぎ。
元々駅舎とホームがあったと思われる所は
何も無い・・・・・
何故かホームが片面残されているだけ。
かつては町の中心地として栄えたでのでしょうが、今はただの空き地に向かう旧商店街のまっすぐな道が何とも寂しげ。
続いて、桃浦駅跡へ。駅近くの踏み切り跡から上下両方向を撮影。この付近はまだレールが残されています。
かつてのホームは草生してしまい、廃線になってしまったことを見せ付けます。
時間も押してきたので、最後の訪問とすべく常陸小川駅跡へ。
が、しかし
何もねぇ・・・・・
駅前広場だけは残ってますが、ホームも駅舎も跡形も無し。
どこがホームだったのかも解からないです。駅があったことを思い出させるのは、玉造町駅跡同様に幹線道路から駅跡に向けてますぐな道が残っているだけ。
何回か鹿島鉄道に乗ったことがありますが、かつての記憶を否定されているかのような各所の変わりようにしばし愕然。
現在は旧鹿島鉄道沿線には代行バスが走っていますが、果たしてこの先の見込みはどうなんでしょうか。そのうちにバスすら廃止されて交通弱者には”陸の孤島”化してしまうかも・・・・。
ま、釣りの楽しさ、廃線の寂しさ、いろいろ混ざって長い1日で、家に帰り着いたらバタンキューでしたが、最近の休日としてはかなり密度の濃い1日で満足でした。
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