うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★霞ヶ浦は水際の植物も外来勢力拡大中

 
今日のタイトルには「釣り」の文字がありません・・・・。その訳は、
 
ボ ウ ズ だ っ た か ら 
 
です・・・・。情けない。
 
稲敷大橋近くの霞ヶ浦で、コイ狙いの仕掛けをぶち込んで待ってましたがノーフィッシュでフィニッシュでした。
20101025182514
ま、途中で地震があったし、バスボートの連中が全速力で走り抜けたりしてましたからね、多分そのせいです。いや、そうに違いありません。そう思わないとやってられません(泣
 
そういえば、ここで見慣れない植物が大繁殖していました。昨年ここで釣りしたときには目立たなかったんですがねぇ。
ミズヒマワリ
 
ミズヒマワリ
調べてみると「ミズヒマワリ」というそうです。
 
昨日ここで見たときには、印旛沼で大繁殖してるナガエツルノゲイトウ(→http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&biw=1362&bih=637&q=%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%84%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A6&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2)が遂に霞ヶ浦も侵食し始めたのだとばかり思ってましたが、よくよく写真を見比べると微妙に違うので調べたところ「ミズヒマワリ」と判明しました。
 
ミズヒマワリは本来は中南米が原産ですが、熱帯魚店などを通じて広く日本に流通したらしい。今は「特定外来生物」に含まれているので当然ながら栽培及び輸送などは禁止です。
 
調べていて引っかかったのが「熱帯魚店などを通じ・・・」の部分。熱帯魚店には長いこと通っているが、ミズヒマワリなんて名前の水草あったっけ?
そこで、さらに調べると熱帯魚店などでは水草として売られていて、その際の名称は「ギムノコロニス」だったそうだ、気づかない訳だ。「ギムノコロニス」は水中葉、水上葉とも良く成長するのでアクアテラリウムなどでは結構使われていたとか。ま、もっぱらヘンテコなナマズ類が好みでテラリウムとかには疎かったので「ギムノコロニス」は育てたこと無いな・・・・。増やしてたのはミクロソリウムアヌビアスナナぐらいか。
 
とにかく、このミズヒマワリやナガエツルノゲイトウは繁殖力がハンパなく、ちょっと千切れた茎なんかからでもすぐに芽を出してあっという間に成長して、大きなコロニーを形成してしまうそうだ。浅瀬で繁殖した日にはちょっとした浮島がいくつも出来ているようになってしまうらしい。
さらに厄介なことに、田んぼや用水路に水を引くための揚水機場などでは、流れだしたコイツらの塊によってパイプが詰まったりする可能性があるとか。当然ながら、その繁殖力ゆえに在来の植物の存在を脅かすことも問題。
 
水中ではブルーギルアメリカナマズブラックバス、レンギョにオオタナゴ。同じ水中でも壁面や底にはカワヒバリガイスクミリンゴガイジャンボタニシ)。水上ではナガエツルノゲイトウ、ミズヒマワリ、ホテイアオイボタンウキクサウォーターレタス)、土手にはセイタカアワダチソウ・・・・。
 
♪生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、
右も左も外来種だらけじゃござんせんか

どこからどこまで 外来種だらけよ
すじの通らぬ ことばかり
右を向いても 左を見ても
外来種同士の からみあい
どこに内国産の 夢がある♪
 
内国産固有種達の嘆きの歌が聞こえてきそうです。
鶴田浩二の「傷だらけの人生」が元ネタなんだけど古すぎた?)
 

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