うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★笠松競馬で前代未聞のトラブル

 
1月7日の笠松競馬3レースで、前代未聞のトラブル(というか大ポカ)があって競争が不成立となる事態が。
 
まぁこの映像を見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=daLWMphzAHQ
 
4コーナーを回って最後の直線・・・・という所で何故かコース上に馬場整備のトラクター!
5頭立てで力差のはっきりしたレースだった為に馬群がバラけていたので、かろうじて最悪の事態は免れたものの、一歩間違えれば大惨事。
 
ラクターの運転手が「周回誤認」をしていたのでしょうな。一度目の前を馬群が通り過ぎたのですでにゴールしたのかと思い込んで馬場に出たものの、このレースは800mではなく1800mだったので実はもう1回自分の前を通り過ぎるのを待たなければいけなかった・・・・というのが真相では。早い時間に1800mのレースが組まれることなんかほとんど無いので800mと思い込んでいたのでしょう。
 
かつてJRAステイヤーズステークスで明らかに周回誤認をしてると思われる騎手がいたり、競輪でも半周間違えて向こう正面のバック線でゴール線と間違えてハンドル投げしちゃった選手がいましたが、今回の件のような関係者の周回誤認でレースが不成立というのは初めてでしょう。
 
しかし、今回のトラブルを見る限りではトラクターのドライバーに指示を出す無線等の手段が無かったことが図らずも露見してしまって、レース中やゴール後に落馬・放馬の類の事故があったとしても、笠松ではトラクターが平然とコースに出ちゃう可能性があったわけだな。
普通はコース上の馬や人が退避したのを確認してから馬場整備にゴーサインが出るもんだと思いますが、この辺の安全管理がまったくおざなりにされていたことが証明されてしまいましたね。
 
笠松では今年から下級条件では賞金は3着までしか出ないようになり、その賞金もすべてのクラスで減額、それに加えて各種手当ても大幅減額や廃止になっているそうで。その上にこんな前代未聞の恥ずかしいトラブルを起こされては笠松の調教師・騎手・馬主の皆さんが気の毒。
 
この一件、今晩のNHKや民放のニュースでも放送されていました。全国ネットで笠松の名が流れるのはオグリキャップの死去報道以来かもしれませんが、内容がこれではねぇ・・・・。