１７日の月曜日、連休最後の日は岡山からさらに西に足を伸ばして福山へ。確か、以前福山を訪れたのは急行「銀河」と新幹線０系のお別れ乗車を兼ねて福山競馬場に行った時だったからなぁ、どのくらい前だったっけ・・・・ま、とにかく久々の広島県。
今回の目的は「福山時計自動車博物館」。知る人ぞ知る博物館で、その名の通りに自動車や時計をメインにした博物館。
しかし、そんじょそこいらの博物館と大きく違うのはその展示コンセプト、オフィシャルＨＰ（http://www.facm.net/）にも書かれていますが、
のれ！ みれ！ さわれ！ 写真とれ！
うむ、こんな事を言ってる博物館なんて他には無いぞ！大体、他所は写真撮影なんてＮＧの所が多く、触るなんてとんでもなく、ケース越しにじっと見つめて解説文を読んで終わり。それに比べたらなんて素晴らしい・・・・・。
貴重な自動車の写真撮ってヨシ、触ってヨシ、さらに乗ってヨシ。これは行くしかないでしょう。
ということで、行って来ました。
福山の駅から歩こうかと思ったら大雨なんでタクシーに乗車。メーターは１回上がっただけでした。
札幌の時計台風の建物、そっちだけが博物館です。思ったよりも小さいです。
屋外にも建物内に入りきらない車が置かれている所がありました。
古い消防自動車とかトラックの類って、普通だったらお役御免になったら誰もとっておかないよなぁ。こういう目の付け所が私としては高評価。
屋外の展示物で一番「ツボ」だったのが”日野コンマース”。
実車は初めて見ました。エンジンに手を入れたら動きそう。
夏休みとか、団体の客にはボンネットバスで送迎してくれるサービスもあるみたいです。
そういや動いてるボンネットバスに乗ったこと無いな・・・次回来る機会があったら乗ってみたい。
入り口で料金を払うと、受付の人から「カギが開いてる車には乗っても構わない」という旨の事を言われ、どうやら本当に乗っても良いらしい事を確認。
だったら乗っちゃいますよ、おっ！スバル３６０だ！
どれどれ、カギが開いてるぞ・・・
観音開きのドアは初めてだぞ
車内は・・・
うん、なかなか狭いな・・・
・・・・って感じで、当時の自動車を体感できます。素晴らしい！
館内は天井も広くて一見広々してるんですが
なぜか蝋人形があったり
壁には時計が掛かってたり
さらには壁一面に懐かしい電化製品とかコンロとか所狭しと置いてあったりして
自動車以外にも「Ｂ級懐かし品」マニアも大満足・・・と言うことは当然私も大満足。
ちなみに、車以外で一番”ツボ”に入った展示物は
懐かしのビデオデッキ「マックロード」。
チャンネルはガチャガチャ回して合わせ、テープは上からガチャンとセット。うーん、懐かしい。
「誰かがとっておかないと、確実に消えて無くなる」感じのモノがたくさんあって、自動車以外にも見入ってしました。何と言うか”Ｂ級スポット臭”が漂っている感じは否めませんが、ここまで行ききると「”Ｓ級”のＢ級スポット」とでも言いましょうか。
北名古屋の博物館（→http://d.hatena.ne.jp/umanote2001/20110405）とか、松戸市立博物館（→http://d.hatena.ne.jp/umanote2001/20060205）みたいに整然と再現されてるのも良いですが、車・時計・家電類をまとめてこれだけ見れるのは凄い事なんじゃないかなぁ。
帰りはタクシーで来た道を歩いてみました。そうしたら途中に興味を惹かれるモノが。
両備軽便鉄道の廃線跡らしいです。
福山から岡山に戻り、まだ上りの新幹線に時間があるので岡山県立博物館でやっていた「昭和モノ語り展」というのも覗いてみました。
戦後から昭和４０年頃にかけての生活がテーマの特別展で、バイクやオート３輪の展示もありました。ですが、さっきまでと違って「乗れない・触れない・写真撮れない」ですからなんか物足りない。ま、コッチが普通なんですけどね。やっぱり福山自動車時計博物館は素晴らしい！！
あ、福山は広島県ということで定番のおみやげも買いました。当然、岡山でも定番のおみやげを買ったので懐かしのＢ＆Ｂのギャグで締めようかと・・・
もみじ饅頭！！
きびだんご〜
このネタが解る貴方は４０代？
