昨日は大遠征して”国境の長いトンネル”の向こう側へ行って来ました。
霞に行って彷徨う時間を加味すると、片道に掛かる時間が掛かっても大遠征したほうが効率的な感じ。
まぁドライブは苦にならないタイプですし、行く先々のＰＡ・ＳＡでご当地グルメ的なものでも見て回ってれば少々時間が掛かってもいいでしょう、ということで。・・・・・しかしまぁ、少々と言っても片道５時間掛かりましたが。
それにしても、あの「関越トンネル」というやつは凄いですねぇ。トンネル入口の”長さ１０９２６ｍ”というのを目にすると一瞬「お〜」と思っちゃいます。ピラミッドとかが凄いというのは重々承知なんですけど、こういう超長大トンネルとか、明石海峡大橋とか、今をときめくスカイツリーとか、日本の巨大建造物もなかなかなものだと感じることも。
そんなトンネルを超えて越後入りした後、越後川口ＳＡで朝食に当地の名物「タレカツ丼」。
遠くに来てまでその辺で食べられるラーメンとかソバとかは食べたくないですねぇ・・・・
展望台からは雄大な信濃川の流れが見えます。
雄大な流れに今日の「好釣」を祈願。
事前に多少は”臭う所”をGoogleEarthの航空写真でチェックして、地図にマークしておきましたが、初めての土地は期待よりも不安が大きいです。
余談ですが、私はスマホなるものを持っていませんので現地でいろいろ調べたくなった時にちょっと不便ですかね。
とりあえず、最初の目的地を目指すべくインターを降ります。交差点の信号機がタテ型だったり、道路に消雪パイプがあったりして「ここは雪国」というのを実感させられます。長野へ行った時も感じた事ですが、やはりガソリンがちょっと高いですね。
最初のマークポイントに来てみますが、
タの字を釣るって感じのポイントじゃなかったみたいです。
やはり、現地に来て確認してみないことにはよく判りませんね。この日は地形図での確認を怠っていましたので仕方ない。
続いての所はちょっとした川。
水草の感じでは、ちょっと前まではもうちょっと水位が高かったのでしょう。
釣り人がいたので何を狙っているのか”取材”してみましたが、ナマズを狙っているのだそうで結構なサイズのナマズがバケツに収まっていました。
小型の魚影が行ったり来たりしていたんで竿を出しましたが、掛かったのは毎度おなじみの細長いのだけでした。
この後も何箇所か覗きましたが、濁っていたり、激流だったり。う〜ん、ここまで来て細長いのだけというのは避けたい。
ガリガリ君を買ったら「アタリ」が出てしまったんで運を使い果たしたのか・・・？
いや、俺の運はそんなもんで使い果たすほどの小さなモノでは無いはずだ・・・・
仕方ないんで”それっぽい流れを渡る度に覗いて見る作戦”を実行すると、やっと多数の魚影が動く水路がありましたが民家からの視線も気になるし、道も狭いし何となく居づらい感じ。どこへ行くでもなく右左折を繰り返して橋を渡る度に車を止めて水の中を覗きこんでるんだから、傍から見ればど う 考 え て も ワ タ シ が 不 審 者 ですね、これ。
ちょっと走ると水路沿いに車を止められる所を見つけたので川を覗くと、
何かがたくさん居ます。ぱっと見、何かが居そうな感じでは無いのですがよくよく目を凝らすと泳いでます、何かが。しかも群れで。
期待を胸に仕掛けを振り込むと、
どーん！タの字がいっぱい！
１時間も経たずに放流タイム。
(注・撮影時まではエアを送ったバケツに入れてます)
綺麗なヤリとか、
カネヒラとか。
小さいのに色は綺麗な個体もいました。
このサイズでも結構色づくんですね〜
さらに１時間弱でこれだけ追加。とにかく釣れるのでテンションは上がりますね、当然。
左端の真ん中付近にちょっと色合いの違うのがいますね・・・
アップにすると
これって、キ タ ノ ア カ ヒ レ！？
「お〜、釣れた釣れた」「また綺麗なの来たよ〜」とかテンションが上がる中で、冷静に個体の確認をせずにバケツにポイポイ入れていたんで、写真を見るまで気づきませんでした（←大バカ）。
次回以降は個体の確認をしっかりしますので堪忍してくださいm(_ _)m
写真を撮って放流を終えた時点で安田記念は終わっていて、帰りの予定時刻をオーバーです。帰りは恐怖の”関越道の上り渋滞”があるんで１５時過ぎには高速に乗るはずだったのに・・・・。釣れなければ釣れないでアツくなって意地でも探そうと思って時間を忘れるし、釣れれば釣れたでテンション上って冷静さを失うし、「こういうのは人としてどうなのか」と自問自答していますが「釣り○チ」だからしょうがないですね。
帰りは越後川口ＳＡで「南蛮海老ラーメン」。
岩海苔と海老の唐揚げがこれでもか、と乗っており迫力は満点。よくありがちな”ネタに走った”ラーメンかと思いきやとんでもない！海老の風味のスープも美味しくてペロリと完食。
そういや、赤城高原ＳＡで「トマＱソフト」とかいうトマト風味のソフトクリームにトマトとキュウリをトッピングした”ネタに走った”ソフトクリームを売ってましたが、さすがの私も食指が伸びませんでした・・・・
一時はどうなることかと思った遠征も大成功に終わり、ここの所のモヤモヤも吹き飛ぶ気分。少なくとも今週１週間ぐらいは昨日のことを思い出してニヤニヤしつつ、楽しく暮らせる・・・・のか！？
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