うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★2013競馬関係雑感まとめ、みたいなもの。

 
先週の有馬で2013年の中央競馬は幕を閉じ、明日の東京大賞典地方競馬も一段落といった感じでしょうか。
しかし、今回の東京大賞典のメンバーはちょっとねぇ、何と言いましょうか個人的にはこんなに食指をそそられないレースも無いと言うか・・・・。「地元のエース」がいればまた話が変わってくるのでしょうが、JRAの上位4頭以外は”枯れ木も山の賑わい”感が満載でどうにも。
 
JRAの有馬記念を勝ったのはオルフェーヴル。ぶっちゃけ、相手が”飛車角落ち”のメンツとはいえ遠征帰りで余裕の勝ちっぷり。
それに、父はステイゴールドで母の父がメジロマックイーンという血統がまたいいですよ、こりゃ。どちらも現役時代の走りを生で見たことがあるだけに応援のしがいもあろうというものです。
 
オルフェーヴルは結構な額でシンジケートが組まれて種牡馬になるのしょう。これで「メジロマックイーン」の名前が日本のサラブレッドの血統表から消えることは無さそうで、これは嬉しい話です。シンボリルドルフトウカイテイオー以降に活躍馬がありませんし、トウショウボーイミスターシービーサクラホクトオー以降パッとしませんね。どうにも内国産馬の血統が上手いこと次代に継承されてない感がありますから、今回のオルフェーヴル種牡馬入りで希代の名馬「メジロマックイーン」の名前が消えなさそうなのは嬉しいです。馬主としての”メジロ”が消えてしまったのは残念ですけど。
 
メジロマックイーンはその昔、武豊が「バテないだけじゃなく、マイルチャンピオンに出してもいい勝負する位の脚がある」とか言ってたような覚えがありますが、オルフェーブルの走りを見てるとそんな気もします。オルフェーヴルの気性がちょっとアレな感じなのは父譲りでしょうかね。サンデーサイレンス系の繁殖馬が溢れてるだけに配合には気を使うかもしれませんが、今後、種牡馬としてオルフェーブルがどんな仔を出してくれるのか楽しみです。
 
JRAの売上が前年度を上回ったという話もありますが、その中でいくつかのウィンズが閉鎖になるという噂も。その昔何度も行ったことのあるウィンズ新橋も建物の老朽化で閉鎖になるらしい。ナリタブライアンの出走した有馬記念の日、大入り満員で馬券を買うのも一苦労だった覚えがあります。高崎競馬場跡地のウィンズ高崎も閉鎖とか。跡地になにか出来るらしいですが、隣の地方競馬の販売施設はどうなるのでしょう?

高崎は高崎競馬場開催時代に2度ばかり行った事があります。中央慣れした人には手差しの出馬表は珍しいかもしれません。
高崎競馬
高崎競馬
高崎競馬
正直、これといった見どころは特に無い印象でした。高崎競馬廃止2年位前だったと思いますが、既に”末期状態”に突入していたのかもしれません。
 
あ〜、タッキーとかいう名前の今で言う”ゆるキャラ”がいましたっけ。 
高崎競馬 タッキー
今、群馬県には「ぐんまちゃん」とかいう馬をモチーフにしたゆるキャラがいますけど、一足先に馬のキャラがいたんですな。
 
私の”競馬熱”の方も末期状態?と自分の中で話題になりつつ(笑)数年経ちます。でも、何だかんだと気にはかけてるんですよ、これでも。ただブログの記事にしてないだけで。
今年は競馬場に足を運んだのは2回だけでした。1回めは正月の川崎競馬で2回めは9月の水沢。水沢は秋に秋田へタナゴ釣り兼田舎訪問で行った際に寄り道しましたが、ブログの記事にはしませんでしたっけ。「釣りのブログ」としてそこそこアクセスが増えた今、釣り以外の事に興味のある読者の方はいない模様だし・・・・
 
水沢も9年ぶりの訪問でした。北上川の土手っぷちに佇む雰囲気の良い競馬場なんですが、売店も減ってしまいだいぶ寂れてしまいましたね。
 
売店では岩手県競馬名物のジャンボ焼き鳥が健在でした。
ジャンボ焼き鳥 岩手 競馬
焼きオギニリと共に。
 
東北の競馬場で美味しいメニューがもう一つ、
水沢競馬場モツ煮込み
モツ煮込み。
盛岡競馬場や、今は消えてしまった上山競馬場のモツ煮込みもなかなかだった覚えがあります。
 
パドックの出走表も相変わらず手書きでした。
水沢競馬場
 
岩手県競馬の経営も御多分にもれずだいぶ厳しい模様。
水沢競馬場
水沢競馬場
この先、このゴール板を馬が駆け抜ける姿はいつまで見られるのか・・・・・
 
今から10年位前、「地方競馬南関東と兵庫はもって20年、それ以外は10年、競輪はせいぜい20年、オートレースももって10年、最後に残るのはJRAと競艇」と悲観的な見方をしてましたが、今の所かろうじて続いています。
しかし地方競馬と競輪は青息吐息でしょう、正直な所。不景気もあるし、次代のファンとなる層もいませんしね・・・・。まぁ自分の商売の見通しすら霞んでるのに人の心配をしてる場合か、という説もありますが。