さて遠征2日め、8月14日。
この日の目的地は福岡県の矢部川水系某所。さすがに水郷と呼ばれているだけあってポイント選びにも迷います。
西鉄電車に乗り、目的地の駅で降りたら2年前と同様にレンタサイクルを借りようとしますが・・・・・・
「レンタサイクルは、今はやってないんですよ」
??(゚Д゚) ガーン!! 、まじっすか!
なんでも駅舎の改築工事に伴って、工事が完全に終わるまではレンタサイクルは休業だそうで。こりゃ参った。
う〜ん、こうなったら仕方がないので自分の「足」を頼りにするしか無いです。人より短いコンパスとはいえ気合で歩くしか無いですね。
本来ならば、前回ヤリボテが上がった周辺で結果を出してから新たに目星を付けておいたエリアへ向かい、さらに前回の帰りに見かけた”赤いヒラ打ち”のあった水路を目指すという贅沢な予定を組んでましたが、仕方なく予定変更。目的地を前回のヤリボテPに設定して、ソコまで行く間で所々ドリンク休憩兼釣査とすることに。
コンビニも駅近辺に無いこの辺りですから、駅の自販機でペットボトル2本買いこんでいざ出発。しばらく歩いていると先ほど買った飲み物の重さでリュックの紐が肩に食い込みます・・・・
自分の健康の為にと思って買ったスポーツドリンクでしたけど、今は逆にその重さが自分の為になってないという皮肉。
とりあえず川っぷちに座り込んで1本開けることにしますか。
飲むだけではナニですから、早速竿も出してみます。小さいながらも魚影がありますし。
新半月のハリに黄身練りで試してみますと、
ヤリのベビーとアブラボテ登場。とりあえずこれでボウズではありませんから一安心。
前日とは違って好天に恵まれてしまい、時折射してくる陽射しがキツイです。歩を止めて再び川っぷちで竿を出してみましょう。
”いかにも”なヒラ打ちが散見できますし期待できそうです。水質はクリアで、結構な水量が流れてます。
アタリは散発でしたが、良い型のカネヒラでした。
ハリは秋田狐スレ2号にサイズアップ、エサは黄身練り。
このサイズがポーンと上がってくるのが当地らしいですねぇ
水面を割るまでの抵抗も結構なもの。
もう少しここで粘りますと、
良いサイズのヤリも混じったりして、
ポツリポツリとではありますが良型の引きを楽しめました。
赤虫も試しましたが、あんまり評判が良くなかったかな。
やっと前回のヤリボテPに到着。
ポイントのぱっと見は水の色も含めて悪くなった感じは無いですね。
そこそこ良いサイズのボテとか、
カネヒラ一つも含めて楽しいひと時。
仕掛けを入れると、物陰からパッとボテが飛び出してきてパクっとやる様は面白いですね〜
もう少し上手の水草が生えてない辺りに、大きめの魚影が行ったり来たりしてるのが見えましたのでそっちで竿を出してみましょう。
すると、来ましたね、来ましたよ!
針掛かりした瞬間、ピンクの巨体が身を翻して抵抗する様は見ていて癖になります。
時折”オレンジ色の憎いやつ”が邪魔しますけど・・・
追い星がどうにもキモいのであんまり間近で見たくないです(^_^;)
ついつい長めに居座っちゃいました。
ほぼサイトフィッシングですからねぇ、見てるだけでいつの間にか時間が経ってしまいます。
いつもの悪い癖で気がつくといい時間になっちゃってますが、とりあえず一旦駅に戻ります。
駅前食堂でちゃんぽんとギョウザを食べつつ脳内会議の末、”赤いヒラ打ち”の水路を一応見に行くことにします。まぁ歩くと結構あるんですが・・・・
また途中で休息がてらに竿をだしますが、今度はまったくの外れPだったらしくオイカワだけ。目的の水路に着いてみると、
真っ茶色で結構な流速。ヒラ打ちどうこうも確認できず。一応はこの場所と上流部2箇所で竿を出すものの、めぼしい結果は出ませんでした。無念。
延々歩いてこの結果、脳内の”釣りメーター”はこの時点でゼロに戻ってしまいました。とぼとぼ歩いていると駅方面のバス停があったのでバスを待って駅へ。
しかし、もう結構な時間とはいえ、まだ陽が長いこの時期ですから何か有効に時間を使いましょう。
最近すっかりご無沙汰の”鉄”方面に時間を割きます。
未乗の西鉄甘木線&甘木鉄道に乗りに行きましょう。甘木までは西鉄甘木線に乗車。
西鉄甘木と甘木鉄道の甘木は同一の駅かと思っていたら、離れてるというのを知りませんでした。
道路に面した西鉄甘木駅を出て、
ちょいと歩くと、
甘木鉄道の甘木駅。甘木鉄道、元は旧国鉄の甘木線です。そういう経緯もあって駅舎は離れてるんでしょうかね。
甘木から基山まで乗車。席は途中の小郡まではさらっと埋まる程度でした。
この後は鹿児島本線で久留米に戻り、バスで西鉄久留米の宿に戻ります。
その前に、久留米の駅の売店でサンドイッチなんか買ってみました。
赤い耳の付いたハムがなんか懐かしい感じ。
せっかくの遠征なのに、サンドイッチだけで大したモノも食わずに前夜に続いてバタンキュー。
翌日の釣りが思いやられる状況ですが、果たして・・・・・
**************************
他のブロガーの方々の釣行記はこちらからどうぞ