昨日は11年ぶりに福島競馬場へ。府中でも京都でもなく、なぜか福島です。
ちょっと前に東京競馬場で障害レースを見た時に、ふと「そういや、福島競馬場で障害レースをライブで見たことねーな」と思って競馬番組表を見たら、15日は未勝利戦とはいえ1日に2つレースが組まれている・・・・。「こりゃ行っちゃうか?」と思いましたけど「障害戦見るためだけに福島もなぁ」とちょっと思案。
ところが、当日はこんなゲストが来るとかいう情報を目にしてしまいました。
今年限りでの引退を発表した山本昌が来場するとか。ご本人は競馬好きで、かつてはゲームのダビスタに熱中していたこともあるらしいです。球場で投げてる姿は見たことがありますけど、ラジコンやクワガタだけじゃなくて競馬も好きという昌さんのトークも聞いてみたいし。
結果、山本昌トークショー&障害レースを見るためだけに福島行き決定!
今回は早めに福島行きを決めたので、えきねっと会員限定の3割引き新幹線切符がまだ売れ残ってました。
この距離の切符で3割引きはデカいですからね〜。
新幹線に乗り込んだらまずは朝飯を。
これも久しぶりになるなぁ、肉の万世の「万かつサンド」。売ってれば「ハンバーグサンド」も食べたかったんですが・・・かつサンドしか発見できず、残念。
最近は「まい泉」など他の社のかつサンドも売られてますが、ワタシは”肉の万世”派。
後はお約束、例のアイスクリームも。
例によって固いですので、食べられる固さになるまで待ちましょう。
なんだかんだで新幹線は福島に到着。隣のホームで山形新幹線の併結作業なんて見てたら、ホームに響く発車メロディの音が気になりました。なぜか「栄冠は君に輝く」のメロディです。ほら、甲子園でお馴染みの例のあの曲。
なんでかな?と思って帰宅後に調べたら、福島出身の作曲家・古関裕而の生誕100年を記念して導入されたそうです。ちなみに、在来線の方は岡本敦郎が歌っていた「高原列車は行く」というなんとも渋いチョイス。(両方ともYoutubeに上げてる人がいますので、気になる方は聞いてみてください。)
改札を出ますと、目の前にいきなり馬のお出迎え。
あ、当然模型ですよ。
コンコースにはこんな案内も・・・・
お前も菊人形にしてやろうか!!
というデーモン閣下の声が聞こえて・・・・いや、あの歌は”蝋人形”でしたっけ、どーもスマミセン。
駅を出たら競馬場方面のバスに・・・・乗りません。歩きます!
基本、公営競技場に行く時には歩きます。普段そうそう行くことのない街を歩いて雰囲気を味わうのが好きです。さすがに盛岡競馬場や青森競輪場みたいな所は歩けませんけど・・・・・。その昔に金沢競馬場に行った時には、炎天下に森本駅から歩いてえらい目にあったこともありましたっけ。
11年ぶり2度目の福島競馬場に到着。
パドックはスペースの都合上2階にあります。
3レースまでの平地競争は軽く流して、4レース・5レースがお目当ての障害レース。
福島競馬場には、3コーナー付近から1コーナー付近への襷(たすき)コーズ以外には専用の障害コースがありませんので、芝コースにいわゆる「置き障害」を設置します。
普段はこうやって普通に走ってる芝コースに、
馬が飛越する障害を設置。
福島の場合は芝コース上に5箇所の竹柵が設置されます。
この”置き障害”、既に出来上がった”長〜い状態”のモノの下に車輪でも付けて引っ張ってくるのかと思いきや、
分割されたパーツを人力で運んで組み立ててました。
この日は重馬場だったのでかなり大変だったでしょう・・・・
レースが終わった後も当然、人力撤収・・・・
ご苦労さまです。
先ほどちょっと触れましたが、福島競馬場には芝コース以外に障害レースの時だけ使われる襷コースが有ります。
このコースの図の水色で表示されてる部分ですね。文字通り”タスキ”状になってる部分。その途中のバンケット障害というのがこれ。
小山を駆け上がって駆け下りる、という一見何でも無いように見えるのですが・・・・。駆け下りてすぐにカーブですのでこれが中々に厄介者。このバンケット障害は福島コースのチョイとした名物ですので、どうせ行くなら障害戦のある日に是非どうぞ。
この日のメインイベント(?)の山本昌さんトークショー。4レースと5レースの間に行われました。
芝コースを歩いて主役登場。
スタジアムで見ても「マサって結構デカイな」って感じますからね、そばで見ると尚更。選手名鑑によれば187センチ。
昌さんいわく「競馬好きになったのは、ゲームのダビスタにハマったから」だそうです。
この日のメインレースの福島記念の予想を聞かれるとヤマカツエースの名前をあげていました。その理由は「エース(ピッチャー)のヤマ(山)が勝つ」と、いう名前が自分と合うからと言う事でした。この時は「そういう理由かい!」と心のなかで軽くツッコミを入れてましたが、まさか3時間後に本当にヤマカツエースが勝つとは・・・・・・
進行はジャングルポケットとか言うお笑いの人らしいです。BSジャパンの競馬中継の司会をしてると言ってましたが、ワタシはグリーンチャンネル派でして存じ上げませんでした。
やはり、レジェンドの言う事は素直に聞いときゃ良かったのかなぁ。
短い時間でしたが楽しかったです。
グリーンチャンネルの”競馬場の達人”の収録をしたと言ってましたので、そのオンエアも楽しみにしてますよ。
肝心の馬券は例によってあまりパッとしませんので、内馬場で行われているイベントへ。
「肉まつり」(笑)
肉料理のケータリングカーが何台か来て店出してるだけですけどね。
とりあえずは
モツ煮込みと肉巻きおにぎりを頂きます。モツ煮込みは味噌ベースでなかなかの美味しさ。
肉巻きおにぎりとメニューには書いてありましたが、実際にはご覧のとおり”細長い形にしたご飯に肉を巻いて棒に挿して焼いたやーつ”です。
結局、馬券のほうは一進一退。勝負に出た最終レースで本命が2着に敗退してあえなく敗戦。
欲張らないで連複にしとけばねぇ・・・・って、毎回この手の反省をしてるような気が。
帰路も福島駅までは歩き。一日中競馬場内を動き回っていた上に最終レースの結果がナニでしたのでますます足取りは重く・・・・・。
売店で駅弁を買って帰りの新幹線に乗り込みます。
またしても肉、一日中肉だ(笑)
個人的駅弁ランキングでは現在第4位の「牛肉どまん中」。ちなみに不動の1位は崎陽軒の「シウマイ弁当」で、2位は仙台や盛岡の「鮭はらこめし」、3位は長万部の「かにめし」。以下、小田原の「鯛めし」や大館の「鶏めし」、高崎の「鶏めし弁当」などなどがその時の気分で(笑)続きます。
今、自分でこの文章打ってて思いましたが、「○○めし」ばっかりだ! 確かに、主役のものがドーンと入ってる弁当が好きですね。松花堂弁当とか幕の内弁当的な”いろんなもんがちょっとずつ”的なモノは買わないなぁ。食いたいモノをガッツリ食うほうが好きです。
味の濃いものの後は甘味で〆。
例によって例のごとくこのアイスで。
久々の福島競馬場遠征は”競馬以外”の所で結構楽しめました。新しいカメラで写真撮りまくって、食いたいもん食って、昌さんのトークショーも見れたし。
競馬という点では「”置き障害”は分割パーツをいちいち組み立てている」という新たな発見もあり、「最終週でボッコボコの芝コース、しかも道悪なんて時には勝負するもんじゃない」という基本を改めて感じたり(泣)
競馬と野球という当ブログ的にはあんまり求められてない(?)分野の記事でしたが、最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。
なお、次の日曜も行きたいイベントがあって釣行の予定はありませんので・・・・
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