奇跡的ともいえる復活劇の末に存続が決まったばんえい、懸念されていた売上げも昨年度に比べれば好調の様子。日曜のナイターというのはまさに"賭け"だったのですが、今の所は良いほうに出ている様子。
前に書いたように帯広市もなかなかノリ気で運営してるようなのでその辺とも合わせてとりあえずは安心か？
しかも、７月１６日（月・祝）には武豊、安藤勝巳、横山典弘、藤田伸二、四位洋文、池添謙一らＪＲＡジョッキーが帯広に来場、エキシビジョンレースに出場するとか。う〜ん、生で見てみたいですねぇ、これは。
さて、オッズパークでお気に入りの騎手を登録すると、その騎手の騎乗がある場合には「お気に入り騎手出走のお知らせ」なるメールが届くサービスがあります。
私はばんえいの松田道明騎手を登録してあるのですが、出走のお知らせメールがここ２週ばかり届かない・・・・・。「何かあったのかな？」と思ってばんえいのオフィシャルページを見ても何のお知らせも無し。自分でkeiba.go.jpで調べると、松田騎手の騎乗予定馬が除外になっている・・・と、いうことは何らかのアクシデントがあった？しかし、怪我したとかそういうことは書いてないので詳細は判らず。でもその日の予定馬が乗り替わりになってるということはやはり怪我をしたということか・・・。
今年、大井の的場文男騎手が浦和競馬場のパドックで馬に蹴られて大怪我しても主催者からのプレスリリースは無し。こっちはどうなったか心配だし、別に隠さなくてもいいと思うのですが。
確かオートレースのＨＰでは長期間出走の無い選手の詳細を書いてあるページがありましたが、そういった感じのページがあってもいいのでは。そんなに怪我の詳細まで書かなくてもいいから、「落馬で怪我したので休養中、あと２週間ほど掛かるかも」程度でいいので。
そういえば、ばんえいの騎手の中で私が若手ナンバーワンと見込んでいた高橋洋典騎手が廃業していた事を知りました（これも主催者からのリリースは無かったような・・・・）。
せっかく油が乗ってきてこれから、という時期なのに残念。
しかし、現在のばんえいは関係者への賞金、補助金等の大幅削減というかなりの”痛み”の上に成り立っていると言っても言い過ぎではないか、と（どこも地方競馬はそんな感じかも）。こんな業界に嫌気が差してまだ若い今のうちに・・・・と見切りをつけたのでしょうか。
ばんえいだけではなく他の地方競馬場でも若いうちに辞める乗り役が多いようですし。高知でハルウララの主戦だった騎手とか、名古屋では一開催乗っただけで辞めちゃった騎手とか（←ま、これは別の理由もあるかも）。
これからの競馬を支える若手が逃げていくようでは業界全体がいずれは沈んでしまう？ 馬主も新たな成り手がなかなか現れない様子だし。
若いもんが興味を持って、続けてくれる（働くほうも、馬券を買うファンも）業界にするためには今の政策を変えないといけないのでしょうけど、じゃぁ、どこをどう変えるのかと言われると・・・・う〜ん。