馬インフル禍で各地の競馬場で陽性馬が出走停止処分になってしまう事態。
競馬場間の交流が出来ないために出走馬が揃わずに、大井や笠松では開催が短縮されてしまったりして。
さて、驚くことに競輪でも出走停止処分が。
なんでも、レース中にフレームが破断して落車する事故があった為に「ビバロ」というメーカーのフレームを使って出走するのはまかりならん、という事に。
この件に関しては競輪のオフィシャルサイトでも発表されてます↓。
http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/index_news/index_news20070907_02.html
フレームといえば自分に合わせてそれこそミリ単位で調整して、完全オーダーメイドで作られる一品で、競輪選手にとっては体の一部のような物。そんな大事な物が突然使用停止になるのですから、ビバロのフレームを使っている選手たちにとってはまさに青天の霹靂、どうしたらいいものか頭を抱えてしまったのではないでしょうか。
でも、破断・落車の危険の可能性のあるフレームを使い続けたら、車券を買うこっちとしても、同じレースで走る他の選手たちにとっても、とても公正な競争とはいえないものになりますから、ビバロフレーム使用の選手たちにとってはキツイかもしれませんが、今回の使用停止の判断は正しいものといえるでしょう。
公正な競争、といえば９月１０日のいわき平競輪で６レース以降が全部中止になるという事態が発生しました。
なんでこんな事になったかというと、雨のせいで”スリップ”による落車（レース中とレース後）に続発した為。選手がぶつかり合って落車というのではなく、バンクが滑ってスリップして落車です。
今回のいわき平はレース後の落車まで連発という異常事態であり、「バンクがやたら滑って危険」という選手からのクレームも入り、結局”公正なレース”が出来ないとして途中中止に。
しかし、バンクに原因というのは真に由々しき事態。選手でもなく自転車でもなく、コースが原因って。９月７日に開催されていた函館競輪は台風による風雨の中でも強行されましたが、バンクが滑ってスリップ落車なんてのは無かったのに・・・・。
これでは早急にバンクの改修をしなければ、選手・ファン両方からの信頼が無くなります。なんとかしないと。
そういえば、例の香川所属の落車王Ｋ選手が又々々々々々々々々々々・・・・・・落車。こういう選手が走っていたら同じレースに出走してる選手は嫌じゃないのですかね？仮に私が競輪選手で、Ｋ選手と同じ開催に斡旋されたら欠場しますね、多分。何でも無い所でいきなりコロンと転んだり、自分でアタリに行って勝手に転んだり、ちょっと展開がゴチャついたら勝手に転んだり・・・・・。
Ｋ選手のフレームは通称”前乗りフレーム”と呼ばれ、まるで立って乗ってるように見える極端に重心が前輪に掛かっているタイプのフレーム。重心がハンドルに掛かりすぎているので、ちょっとバランスを崩すとすぐにコロンといきます。
このフレームのおかげで成績が上がり、今日の地位を築いたＫ選手ですが、あまりに落車が多すぎます。まさに”公正なレース”を阻害しているのでは・・・・。だから私はＫ選手が出てるレースは買いません。何が起こるかわからないから。
競輪評論家の鈴木保己さんも以前に「賭け事の対象になっている自覚をもっと持つべきだ」とおっしゃってましたが、まさにその通りだと思います。ここ数年ずっとこんな状況なのに、回りの関係者は何も言わないのでしょうか。
え〜っと、昨日は何だか大きなニュースがありましたっけ・・・・
誰かが辞めたとか、何とか。
日ハムのヒルマン監督が今年で辞めるって事だっけ？いや、同じ日ハムの田中幸雄選手が今シーズン限りで引退ってことでしたっけ？ヤクルトの古田が１０月７日に引退試合を予定してるとか・・・。
何か違いますね・・・・スポーツの事じゃないですか。
それじゃ、将棋の武者野勝巳６段が不戦敗を重ねて引退勧告されたとか？まだ違う？
あ、大井川鉄道のＳＬ、Ｃ１１形３１２号機が老朽化で遂に引退・・・・。これでもないですか。
え？総理が辞めるんですか。そうですか。
でも、そんなの関係ねぇ！（←流行ってるらしいので言ってみたかっただけ）