映画「雪に願うこと」が２０日に全国公開されました。と、いうことで２１日の朝に早速見に行ってきました。
どうも上映場所が限られてるようで、ウチから近いところでは横浜か小田原。大井への行きがけに横浜行こうかな、とも思いましたが車を飛ばして小田原のシネコンへ。
しかし映画なんて何年ぶりだろう・・・・・。前見たのは何だったっけなぁ、００７のダイ・アナザー・デイだったっけ。
そもそも私、映画なんてモノを劇場でみたのは生涯で１０回あるかどうかというくらい映画にはとんと縁が無し。しかも邦画なんてのは多分、「トラック野郎・一番星北へ帰る」以来。”映画を観に行く”という時点でなぜか緊張感が。
劇場に入ってみると客の入りは半分をちょっと割る程度。まぁこんなもんでしょうか。
映画のストーリーとか感想をあんまり書くとネタバレになるので書きませんが、”いい映画”とだけは言っておきましょうか。物凄く感動するとか物凄く胸を打つ、というのではなく（物凄く感動してもいいですよ、もちろん）、ジワジワっとくる感じがまた良いです。大人向けの一作かと。
あと一言褒めるなら、厩務員役の”でんでん”氏がハマリ過ぎ。雰囲気だけなら本物以上？明日からでも働けそう。お笑いスター誕生なんかに出てたとは思えないいい役者ぶり。
そういえば宣伝パンフの有名人のコメントでひと笑い。「感動しました！」系の有名人のコメントが並ぶ中、井崎修五郎氏だけが”騎手役の吹石一恵が素晴らしかった。元々写真集を持ってるほどのファンだったが、惚れ直した”って・・・・アンタ、ストーリー的にはどうなのよ。彼らしいといえばらしい感想。
さて、その後には大井に行ってきました。
大井では「雪に願うこと」に厩務員役で出演していた３人のトークショー、ばんえいの現役騎手（鈴木勝堤騎手ら）のトークショーもありましたが、やっぱり目玉はホンモノのばんばの登場でしょうか。
生で見たこと無かった人たちには非常に新鮮だったようで歓声が上がっていました。ソリも馬場もいつもよりも軽かったようでばんばにしては非常に軽やかに駆け抜けていきました。
ともかく、「雪に願うこと」を観てくれた人、この日大井でばんばを見た人がばんえい競馬に興味を持ってくれたら・・・・