うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★消え行く”ばんば”

ばんえい競馬
岩見沢の撤退、やっぱり”夕張ショック”も大きいのだろうな。隣町があんなことになったら、負債を1円でも少なくしたい、というのは解りますけどね。
岩見沢の街って、岩見沢そのものに何かあって発展したわけじゃなくて、炭鉱開発に伴って鉄道輸送の拠点として発展した街。でも、相次ぐ閉山で巨大な操車施設のあった駅も規模が縮小され、大勢の鉄道員やその家族も街を去り、なんとなく全体的に活気を失った、という感じでしょうか。
そういや、ここ数年私が歩いた限りでは、駅前商店街もご多分に漏れず寂れていましたね。
そんな中でもかろうじて頑張ってきたばんえい競馬、あっさりと打ち切られてしまいました・・・・。
毎年秋に行った時、駅前で「百餅祭り」とかいう祭りをやってました。恐らく今後はあの祭りに合わせて「草ばんば大会」でもやるつもりなんでしょうか。
でも、「草ばんば」の為だけに馬を持ち続ける人なんてのもいなくなるでしょう。相馬野馬追みたいな一大イベントって感じでも無いし。ばんえい競馬って歴史的に見れば農家が自分の持ってる農耕馬の力自慢が発展したものですから、農業に馬を使わない現在、ばんえい廃止と共に「ばんば」は歴史の彼方に葬られるでしょうね。(余談ですが、父の実家の秋田の某村でも農耕馬が各家にいた時代は農閑期に”ばんば大会”が行われていたとか。トラクター等の普及の為に馬がいなくなって当然のように自然消滅)
「馬」文化と「競馬」産業をいっぺんに無くすことは今後どう影響してくるのでしょう。・・・・一時的に市の負債が減るのはいい事でしょうが。
 
・・・・こないだ「内地の人間はもうとやかく言わない」とか書いといてとやかく言いっ放しだ、ゴメンネ。