うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★ジョッキーマスターズ

 
昨日は東京競馬場の新スタンドグランドオープン記念で引退した名手たちによるジョッキーマスターズが行われました。
いきなり結論から言うと、
 
ジョッキーマスターズ最高!!
 
と、いうことです。
 
さて、ジョッキーマスターズの話に行く前に素敵なゲストが来場していましたのでご紹介。
雰囲気を盛り上げるため?というワケでもないでしょうが、ウィニングチケットとレガシーワールドも来場。

↑これはウィニングチケット。何年ぶりかでご対面しました。相変わらず精悍な雰囲気を保っています。
ちなみにこの場所は以前はPRセンターがあった所です。府中競馬正門前駅から競馬場に入ってくると左手下の所。PRセンターはどこへいたのでしょう。
 
これはジョッキーマスターズの出馬表。

元々体重の調整が難しかった中野が59キロと太目なのはやむをえないとして、やめてから間もない本田がもう58キロでしか乗れなくなってますか・・・。それと比べて河内と岡部のスマートなこと。今日に備えて汗取りでもしてきたんでしょうか?
 
12レースが始まる前にパドックに場所取りに行ったんですが、既にパドックは鈴なりの人だかりで、いかにこのレースを楽しみにしていた人が多いかという事を感じさせます。
 
パドックにメンバーが顔を出すと大きな歓声と拍手が。

真ん中の勝負服をまとっていない3人は右から郷原(行)、保田隆芳、柴田(人)。
柴田師は後でスターター役を務めてこっちを驚かせてくれました。
  
騎乗した9人をご紹介。
まずは1枠1番、河内洋。勝負服は”アグネス”の配色。

現役時代と違わぬスマートな外見。
 
2枠2番は中野栄治。勝負服は”アイネス”の配色。

ちょっと丸くなられた感じ。でも、いざレースが始まると現役時代そのままの背中がまっ平になる綺麗なフォームでした。
 
3枠3番は安田隆行。勝負服は”トウカイ”の配色。

これが小倉でやってれば不動の本命でしたね。
 
4枠4番は加藤和宏。勝負服はシャダイアイバーの配色。

「勝ったらまた”ゆかりちゃ〜ん”って言えよ!」と声が飛んでましたが、約40歳以上の人限定のネタですな。辞めてなお大声援を浴びる父を見て息子は何を思うか。
 
5枠5番は岡部幸雄。勝負服は言わずと知れた”シンボリ”の配色。

ニコニコしてる岡部なんてほとんどイメージ無いっすからね。この日はパドックに出てからもずっと何だか楽しそうな表情でした。しかし返し馬に入ると現役時代さながらのフォームを披露、スタンドからは大歓声。
 
6枠6番は松永幹夫。勝負服はイソノルーブルの配色。

相変わらず女性ファンが多いですね。
 
7枠7番は的場均。勝負服は”エリモ”の配色。

今日も馬の首筋を撫でながら口笛吹いてなだめるのかな、と思ったら観客の声援に応えて手を振ったり、微笑んだりしてました。全くこういうイメージの無い人でしたけどねぇ。
 
8枠8番は別の意味での今回の注目株、根本康広。勝負服はやっぱりメリーナイスの配色。

岡部と互角か、それ以上の声援(ヤジ?)を浴びていました。その内容は・・・・まぁ、おおよそ想像通りでした。
「根本〜、落馬するなよ〜」
「根本〜、映画の再現はいいけど有馬の再現はやめろよ〜」
「根本〜、ヨーロピアンスタイルで乗れ〜」
等々・・・・。35歳以上限定のネタの数々がパドックのあちらこちらから。
 
8枠9番は本田優。勝負服はカワカミプリンセスの配色。

現役を退いて間もないこともあり、不動の本命か!?
 
パドックから本場場までの誘導馬3頭の乗り手は細江純子、横山ノリ、後藤が務めるという豪華版。
そしてスターターは柴田政人
レースの詳細は動画も含めて↓のJRAのページからご覧頂けますのでそちらでどうぞ。
http://www.jra.go.jp/news/200704/042208.html
 
しかし、私は競馬学校の生徒の模擬レースみたいにバラバラの展開になるかと思ってましたが、予想以上に”競馬”でした。レースから離れている競馬学校の馬なのに、あれだけしっかりした競馬になるんですから元・名手の技術はやっぱり大したものなんでしょうね。岡部なんて追い出してからフォームは現役時代そのものでしたし。現場を離れて一番衰えが目立っていたのは実況の杉本清だけでしたね。
 
それにしても、この盛り上がり方は凄かったなぁ。驚くぐらい多くの観客が残ってました。盛り上がりは明らかにメインレース以上のものでした。っつーか、ココ最近のヘタなGⅠよりも盛り上がっていたような・・・・。
それに何より、観客みんながこのレースを本当に楽しみにしていたのいうのがよく解ります。パドックに居る人みんなが笑顔でしたよ、ホントに。いつもみたいに厳しい顔した人なんか一人もいません。私自身、競馬場に行って楽しい思い出だけが残るなんて過去にあったかなぁ・・・・。
 
さすがに毎年やると食傷気味になるでしょうから、何十回目とかの節目の有馬記念とかダービーの日にまたジョッキーマスターズやれないでしょうか。この企画 大 成 功 です。JRA始まって以来のファインプレーかも?