うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★全選手失格!

 
いつぞやの大津びわこ競輪の”全選手落車”事件の記憶も薄れてきた今日この頃ですが、ところが今度はいわき平競輪で「全選手失格」という前代未聞のアクシデント。
 
以下報道内容をhttp://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081215t64042.htmより引用
<引用>
・全員失格で全額払い戻し いわき平競輪で珍事
 
14日のいわき平競輪第10レースで、出走の9選手全員が失格になり、すべての車券が全額払い戻しとなる珍事があった。
先頭でゴールした選手が走行中のコース取りの違反で失格となり、さらに2番手以下の8選手は、先頭から大きく離されすぎたとして「追走義務違反」で失格となった。
昨年7月6日の久留米競輪第9レースでは、1着以外の全8選手が追走義務違反で失格し、連勝式車券が全額払い戻しになっている。競輪を統括するJKAによれば9選手全員が失格になるのは極めて珍しいケースだという。

</引用ここまで>
 
いわき平のサイトにレース映像がありましたのでちょっとご覧下さい。
(その際にバンク中ほどにひいてある黄色い線、通称”イエローライン”もちょっと注意して見てね)
mms://218.219.81.19/iwakidigest/081214/081214_10r.wmv
(うまく見れない場合はここ→http://www.tairakeirin.com/01live/index.html の12月14日の10レース)
 
このダイジェストでは4番の矢端選手が他の8選手の動きにしびれを切らして(こりゃヤバイと思ったのかも)一人でダッシュして、そのまま逃げ切って勝ったように見えますが・・・・・
ところがしかし、「先頭の選手が後続選手を過度に牽制するのを防止するため、イエローラインの外側を2秒以上走ってはダメ」というルールが2004年から追加されてまして、これに抵触するために4番選手はあえなく失格。残りの8人は前述の記事にあるように「追走義務違反」の適用となってしまいました。
「追走義務違反」は結構ペナルティーが重いですから、矢端選手以外の8人は恐らく最低でも3ヶ月位は乗れないのでは・・・・。
 
いやぁ、しかしねぇ・・・・いつだったか久留米競輪でもこのような展開になって8人失格になったレースがあったのにねぇ。過去の事例に学ぶという事が無かったのかな・・・・。
ま、今回のいわき平の開催は「レインボーカップ」シリーズのファイナル開催で、決勝に乗れればS級特進が出来るいうニンジンが目の前にぶら下がってるだけに、選手がいつもと違う心理状態でレースしてたんでしょうか。