うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★ばんえい運営委託先が撤退をチラつかせてるとか

 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090331-OYT8T00052.htmより引用
 
<引用>
ばんえい発売額、目標を2%下回る

帯広市帯広競馬場で開催しているばんえい競馬は30日、2008年度の全日程(150日間)を終え、閉幕した。

 馬券の発売額は総額115億5535万円で目標額の2・83%、3億3712万円の減となり、前年度よりも10・66%、13億7861万円下がった。競馬場の入場者数は21万4808人で9・43%の減少だった。帯広単独開催1年目だった07年度に比べ、話題性が減ったことや経済不況が背景にあるとみられる。

 一方、インターネット販売は24億1452万円で前年度の約1・2倍と好調を維持。しかし、かつて競馬を開催していた旭川や北見、岩見沢などの直営場外発売所の客離れは止まらず、前年度比20・74%減の42億9266万円だった。

 市にとって、09年度は競馬の存亡を懸けた正念場。運営会社の「オッズパークばんえい・マネジメント」(東京)は、市に競馬事業以外の新たな収入確保策を求め、実現のめどが立たなければ09年度限りでの撤退を示唆している。市は今月27日に帯広商工会議所や帯広観光コンベンション協会などとともに、競馬場の複合施設化に向けた検討会議を設置し、10月までに方向性を出す考えだ。

 砂川敏文市長は「09年度はアイデアを出し、できることはすべてやっていく。経営安定化を目指したい」と述べた。

 09年度のばんえい競馬は4月25日に開幕し、来年3月29日までの計150日間。ナイターは6〜9月に実施するほか、新たに最終レースの発走を午後6時過ぎにする薄暮開催を導入する。
</引用ここまで>

 
まぁ、何となくこうなりそうな雰囲気もあったんですが・・・・
このブログにはその時のことは書かなかったんですが、昨秋にコッソリと帯広行ってまして。その時は馬券買いに来てる人よりも、単なる観光で見に来てる人多かったし。入ったときに”賑わってるなぁ”と思ったら、レース前の農産物直販だか何だかのイベントに来た近所の人たちだったりして。
バックヤードツアーにも参加しましたが、これに参加してる人もほとんどが観光で来てる人で、女性陣は「そもそも競馬なんてやったことがない」なんて人がほとんど。後で馬券買ってくれたのかな、あの方々は。
 
オッズパーク側としては、上の記事にあるように新たな事業展開を求めているものの、帯広市側はなかなか腰を上げるまでには至らない様子。具体的には「道の駅」の併設などの話も出てるそうですが、果たしてどうなるんでしょうか。ここまで脅しをかけられたら帯広市側も何らかの話を出さない事には。
旭川、北見、岩見沢の場外馬券場の売上げが下がるのはしょうがないでしょう。だって、普段はそこで競馬やってないんだから。たまにはライブで見れるレースがあるから、ライブで見れない日も競馬に興味の方向が行くわけで。競馬が撤退すればその地域の競馬熱も冷めるのは当然でしょう。

 
さて、すっかり披露する機会を失っていた(というか忘れてた)んですが、バックヤードツアーに参加した時に個人的に一番興味を惹かれた”ソリ輸送用”トロッコの様子でもどうぞご覧下さい。

帯広競馬場でばんえい競馬のソリを運搬するトロッコ列車
 
ゴールした馬は自分でプラットホームまでソリを引いて、そこでソリを切り離し、ソリとオモリはこの機関車に引かれてゴール地点まで戻されるわけです。

 
こんな貴重な風景も見られるバックヤードツアーに参加したければ、是非帯広競馬場に足を運んでください。勿論、馬券もたっぷり買って大勝負してくださいよ。