うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★障害レースの名手、引退へ

 
http://www.sanspo.com/keiba/news/090731/kba0907310508005-n1.htm
より引用
 
<引用>
田中剛騎手が引退、今後は調教師を目指す
 
ハードル界における第一人者で“鉄人”の異名もある田中剛騎手(48)=美・フリー=が現役を退くことが30日、分かった。
 
79年にデビューした田中剛騎手は、これまで脊髄の損傷や股関節などの骨折で19度の手術を受けたが、不死鳥のごとく甦り、とくにハードル界において闘志あふれる騎乗でファンを魅了してきた。しかし、今年5月、落馬による負傷も癒えて障害復帰を決意したその日の精密検査の結果、頸椎に異状が判明。主治医から「(障害)騎手として限界にきている。生命の危険もある」と強く断念を促され、引退を決意するに至った。
 
「肉体的に限界にきて危険率の高い障害での騎乗を諦めざるを得なくなったが、悔いはない。19歳の時、師匠の管理馬カチウマタローで中山大障害(80年)を勝った(初重賞)のが一番思い出として残る」と語った。
 
今後は中学生時代から騎手になるまでの間、親代わりで指導してくれた柄崎義信調教師の子息の孝調教師の厩舎で主に調教を手伝いながら、10月の調教師試験に向けて準備を進める。
</引用ここまで>
 
美浦の障害レースの重鎮でしたがねぇ・・・・。
現在の中央の騎手では唯一といってもいい”拍車”を使い、豪快に馬を追うフォームはもう見れないんですね。
 
ディビーグローとロンゲットでの東京障害特別制覇は現地観戦してたこともあって良く覚えてます。障害・平地を問わずに闘志溢れるレースをするという印象がありました。
しかし、その溢れる闘志は美浦トレセンの風呂場でも発揮されてしまい、江田照夫に対して粗暴な行為に及んだとかで騎乗停止の憂き目にあったこともありましたっけ・・・(田中剛が風呂上りに食べようと楽しみにしていたプリンを江田が食ったから、という噂は本当だろうか?)
 
そういえば、ダート変更でグレードが無くなった東京新聞杯ゴールデンアイで制したのもこの人でしたね。今井規和騎手のCBC賞ニシノイブ)、成田均騎手の関屋記念フェスティブキング)と並び称される”ジャンプ主戦騎手の平地重賞制覇”。
 
田中剛騎手には障害では堅い馬券、平地では穴馬券を狙うときに良くお世話になりました。今後調教師になった暁には、自身が完走できなかったグランドナショナルを完走するような名馬を育てて下さい(←かなり無茶な注文)。