うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★撤退話2題

 
まずは完全な撤退話というか、廃止話のほうから。
 
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/131424
より引用。
 
<引用>
荒尾競馬「廃止も視野」 経営再建 単年度大幅赤字なら 検討会、市長に提言

 
荒尾競馬あり方検討会」(会長=荒井勝彦・熊本学園大教授)は29日、荒尾市の前畑淳治市長に提言書を提出した。市は2011年度まで3カ年の経営健全化計画に取り組んでいるが、提言書は今後大幅な単年度赤字が出た場合、「11年度を待たず存続を断念せざるを得ない」としている。

同競馬は01年度以降、累積赤字が膨らみ続け、2009年3月末現在で約13億5千万円に上っている。荒尾競馬組合は人件費や業務委託料の削減などを盛り込んだ経営健全化計画を策定し、本年度の単年度黒字化を目指している。

提言書は存廃について、基本的には「11年度までの収支状況、将来の見通しをもって判断することが妥当」と指摘。その上で、経営環境がさらに悪化した場合、前倒しでの廃止検討も「視野に入れるべきだ」とした。

改善への重点項目としてインターネットでの馬券販売の拡充などを挙げ、売り上げ目標額を設定し、経過を公表するよう求めている。

前畑市長は「提言書を重く受け止め、県とも協議しながら、再建に向けて背水の陣で取り組みたい」と述べた。
</引用ここまで>
 
花月園競輪の時に続いてまた出てきました、「あり方検討会」。またの名を「自称”有識者”の皆さんが廃止にお墨付きを与える会」。役所から一方的に廃止を通告すると中津の時みたいに揉めると嫌なんで「とりあえず民間人の意見で廃止やむなし、となりましたよ」という形だけの検討会ですな。
 
競馬を管轄する役所の皆さんは、廃止になったら次の部署へ移るなり、天下りするなりすればいいんですからいい気なもんです。
バブルの頃まではただ単に競馬を開催して窓口開けてればどんどん売り上げが上がったんですが、余裕のある内に新たなファンの獲得策を練るなり、今よりも早く全国ネットで馬券を売るシステムを構築するとか策を打っておけば良いものを、なんにもしないで殿様商売を貫いてるから景気低迷と共に売り上げは右肩下がり。
ま、経営者の責任は一切問われないんですから公営競技の主催者は気楽でいいですね。
 
今度は開催”撤退”の話。
 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20091029-OYT8T00090.htm
より引用。
 
<引用>
道営競馬、札幌撤退を検討
 
単年度赤字の解消を目指す北海道営ホッカイドウ競馬は、来年度からの札幌開催撤退の検討を始めた。札幌競馬場(札幌市中央区)の場外発売についても、11月19日の今年度最終開催で終了することを決めており、経営健全化を加速させる方針だ。
道によると、札幌開催は例年4月下旬〜5月初旬の連休に6〜8日間開くが、運営費が2億円程度かかっていた。道は昨年公表した経営再建計画で、2010年度に赤字が解消できない場合、競馬事業を廃止すると明記し、すでに旭川開催から撤退。メーン開催地の門別競馬場日高町)への集約を進めるという。
また、札幌競馬場での場外発売所は、賃料や維持管理費など年間1億5000万円程度の費用がかかる。しかし、今年度の同発売所の売り上げは1日525万円(27日現在)と、5年前と比べて8割も減少。このため、同発売所を閉めて、札幌と石狩市内の民間委託の発売所などで行うという。

</引用ここまで>
 
まぁ、何といいましょうこれは致し方無いか。
旭川開催も止めてますし、こうなったら門別一本に絞ってやっていくしか無いでしょう。
ただし、あの人里離れた所で場外と電話・ネット投票だけを頼りに競馬を開催した所で新たな競馬ファンの獲得は難しいかと。目の前で走ってる馬が見れない以上は、新規ファンが付く確率って低くなると思いますが。
もはや対症療法しか残されてない感のあるホッカイドウ競馬ですから、しょうがないっちゃぁしょうがない。あとは何時まで持つか、という事だけと言うと言い過ぎでしょうか・・・・。
 
そういえば、門別も荒尾もまだ行って無いんだよなぁ。このままだと私が行ってないところが次々廃止になっていって、気が付いたら「地方全場制覇」してる事になってしまったりして。今現在、事実上開催されている地方競馬(休止含まず)で、まだ残ってるのが、姫路、荒尾、門別、(地方開催の)札幌だからあながち無くも無い話ですが。