この時期に水路の水位が上がれば、普段は見ることのできない魚の生態が見れるかな、と思って行ってみたらビンゴでした。
我が家の近所ではまだ田んぼに水を引いていないので、普段は水深１０センチ程度の水しか流れていない用水路なんですが、昨晩からの雨で下流の川もこの用水路共々水位が上昇して沢山の魚が遡上してきていました。
コイは最低でも３０センチ以上ありましたし、ナマズは５０センチ位あったでしょうか。いずれも結構なサイズです。
春のこの時期に川の水位が上がると、コイ・フナ・ナマズなどが普段生活している下流の川から、流れ込む支流・用水路に次々と遡上して産卵行動に入ります。誰に教わるでも無く、田んぼの脇の小さな水路まで遡上して産卵、そして用水路の水位が下がってくるとそれに合わせてまた元の川に戻っていきます。野生動物の本能というのは凄いなぁ、と感じた次第。
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