昨日は久々に霞ヶ浦方面に。GWはどこへ行っても渋滞だろうという事で、渋滞の比較的少ない東関道を使える場所を選択。
川やホソはどうせ田植えのために泥川状態と思っていたんで、この日は当初から小物の予定は無し。5月11日から6月10日まで茨城県内は鯉が禁漁になるので、その前に湖畔で「ぶっ込み釣り」でもしようかと。
まずは釣具屋で寄せエサ用のエサを探してみました。で、買ったのはこんなの。
マルキューの「神通力」。
”警戒心を解き寄せた鯉を逃さない”そうです。なんだかものすごく釣れそうな感じだけはします。
釣具メーカーさんも「魚が釣れる」エサ・道具を開発するのはもちろんですが、「釣り人が釣れる」宣伝文句を考えて釣り人も釣らなきゃいけないんですから大変っちゃぁ大変ですわな。ま、私はまんまと釣られたんですけど。
食わせエサはいつもの缶詰のスイートコーンの他に、動物質のエサも試しに。
魚肉ソーセージをボイリー風に付けてみました。その昔、うちの近所の川では春先に魚肉ソーセージでよく鯉が釣れたんですけどねぇ。時も場所も大幅に違う現代の霞ヶ浦で通用するのかどうか・・・・ま、通用するはずは無く、現代の霞で動物質のエサを使うのはアメリカナマズを呼び寄せるだけでしょう。
以前にボイリーを使ってみた時に買ったPVAバッグ(水に入ると溶けます)が余っていたんで”試食品”として食べてもらうつもりでソーセージの切れっ端を入れて、針に結びつけて付けてキャスト。
神通力っていうエサ、赤くなるんですね〜、なんか毒々しい色合い。
さ、果たしてどうなるでしょうか。
・・・・キャストしてわずか15分ほどで魚肉ソーセージを付けた仕掛けのリールのスプールが逆回転!
あんまり引きは強くなかったですけど、まず1匹。
40センチにちょっと足りないぐらいでした。
次のキャストの準備をしていると、コーン餌の方にもヒット。
今度はパワフルな地を這う引きで約50センチ。
う〜む、コーンでもアメリカナマズなんだ。
霞ヶ浦利根川水系で爆増中のアメリカナマズ、やっぱり釣るのは簡単だね♪なんて思っていたら、この後2時間近く何も当たらない時間が続いてしまいました。一体全体どーいう訳なんでしょうか。仕方ないので湖畔のブッ込み釣りはこれにて終了。
禁漁期間明けには鯉を本格的に狙ってみたいけど、やはり以前釣り上げた時のようにタニシを準備してこないとキツイでしょうな。
この時点で結構いい時間なんで、帰りの渋滞の可能性も考慮してもう帰ってしまおうか、とも思いましたが、
「辛口」のカレーでテンションが上がったんでもう1箇所。
どこも泥濁り地獄なんですけど、真冬でも暴風でもオオタナゴが爆釣だったポイントで試しに。小物釣りの予定は無いはずなのについ竿を出しちゃう釣り人の性(^^ゞ
オオタナゴぐらいは釣れるでしょ、という甘い考えのもとに。
しかし、考えが本当に甘かったらしく、グルテンではアタリもサワリもせず。う〜む、オオタナゴすらこの濁りの入ったホソはダメなのか。赤虫餌にしたら小鮒が2つ釣れただけ。
小鮒が釣れるということは、まぁ生命感ゼロでは無いだろうということで改めてタナをきちんと底ベタに取り直して赤虫を房掛けにして再チャレンジ。すると、
尺にわずかに足りないいわゆる”泣き尺”が。
ちょっとビックリですね、全く計算外の嬉しい誤算。
しかし、細長いのとかオオタナゴはどこ行ったんでしょうかねぇ。不思議なポイントです。
この後も1時間ほど粘った所、先ほどの”泣き尺”と、
小型のコイを含めてこんなもん。
もっと大きいコイに本湖で出会いたかったのが本音、何年かしたらブッ込みの仕掛けに掛かってくれよ(笑)
簡単に釣れるというイメージのアメリカナマズとかオオタナゴでも、そうは問屋が卸してくれない釣況というのがあるもんで、やはり釣りは奥深いもんです。
帰りの東関道も渋滞表示が出ていても”びっちり渋滞”という状況でもなく結構スムーズに帰れましたし、久々の霞にしては”まぁ良し”といった感じの釣行でした。
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