うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★競輪選手目指して

岐阜競輪場
今日付けのスポニチの「それ行け!特報隊」という記事で、’98長野五輪のショートラック500Mで史上最年少の金メダルに輝いた西谷岳文選手(27歳)が競輪選手目指して特訓中という記事が載っていました。既に競輪学校の第93回生として合格を決めており、現在は今月下旬の入学に備えて猛トレーニング中とのこと。
さて、そのトレーニングをバックアップしているのが史上最年長GⅠ優勝を決めたこともある元・超強豪選手で、現在はスポーツジムを経営している松本整氏。う〜ん、恵まれてるなぁ、あの松本整の下でトレーニングとは。
西谷選手、27歳とはちょっと遅いような気もしますけど、同じくスケートから転向して28歳でデビューした武田豊樹の例もあるし、なによりも素質がケタ違いでしょうね。
ショートトラックからの転向組では岐阜の植松仁選手も現在S級で活躍してますし、”地脚”を鍛えればまずイケるでしょう。ま、その辺の鍛え方は松本整がついてれば大丈夫かと。
今回の募集から競輪学校では入学時の年齢制限が撤廃されました。そのために西谷選手以外でも五輪代表選手が入学を決めています。スピードスケートでトリノに出場していた今井裕介(31歳)、ソルトレイクに出場していた羽石国臣(31歳)、陸上競技アテネに出場していた吉沢賢(28歳)など。
プロデビューなのに30過ぎって遅くね?という声も聞こえてきますが、トレーニング技術の発達した現在なら年齢はさほど気にならないかもしれませんし、何よりもやる気のないロートルがたむろしてるA級下位のレースなんてやる気ひとつですぐ突破できるでしょう。むしろ、肉体面よりも競輪独特の人間関係に悩んでしまうほうが心配。
いや、もっと心配しなきゃいけない事があるじゃん。
競輪そのものの先行きですよ。これからは恐らく賞金カットと競輪場閉鎖の波が押し寄せてくるでしょう。今の賞金水準ならA級下位でチンタラ走っていても平均7〜800万稼げますけど、これからはどんなもんでしょうか?スケートやりながらサラリーマン、というのよりは良いでしょうけど・・・・。
松本整には選手を育てるのと同時に、自転車振興会にも選手の立場からモノ申して欲しいなぁ。