うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★約8億円也

 
さて、この数字は何でしょうか?
 
答えは平成17年度、平塚市営競輪から平塚市の一般会計に繰り出された金額。
平成17年度の平塚市の競輪事業の歳入は約423億、歳出は415億。歳入は16年度に比べて驚きのプラス40%。ま、+40の大きな原因は「競輪グランプリ」の開催がたまたま平塚の順番だったということが大きいと思います。
ところが、歳入のプラス40%はともかく、実は歳出のほうもほぼプラス40%。ほとんどチャラですわな。いつも書いてますが、大きなレースほど金は入りますけど、出てくほうも多い・・・・。場外発売してもらってる所に手数料払わなきゃいかんし、選手の賞金も高いし、警備の数も増やさないとイカンし、送迎バスも数増やさないと・・・云々・・ということで、あんまり儲からないんですね。
ま、収益率がプラス1.9%ですのでかろうじて16年度を上回る利益があがってます。
 
しかし、今時の公営競技業界にあって毎年毎年ほぼ同規模の利益をあげて市の一般会計に繰り出してる自治体なんてそうはないでしょう。競馬だって浦和と川崎と(意外や意外の)福山以外は赤字ですもんね。
いろんな競技の主催者は平塚競輪に一度は来てはどうでしょうか。その前に自分のやってる競技場を客の目線で1回じっくりと見るのは当然ですけどね。自腹切って交通費出して競技場に足を運んでみてくださいよ。競輪場なり競馬場なりに行くだけで大変な所だったら客足が伸び悩むのも当然でしょうよ。
平塚みたいに1レースの前から最終レース終了後まで送迎バスがピストン輸送してる所なんて勘定したら両手でたりるんじゃないでしょうか。朝何本かと最終レース終了後にしかバスのないところなんて気軽に足運べないでしょうに。
・・・・乗る人がいないから?じゃ浦和競馬みたいにバス会社に頼まないで自分の所でバスをリースしてもらって運行するという手もあります。私の素人考えですが、時間契約でタクシー1台借り切って客が駅に来るたびに往復したっていいのでは。バスの駐車場で、朝競技場に客を届けた大型バスをそのまま帰りまで昼寝させてる競技場いっぱいありますけど、無駄ですよねぇ。
 
平塚も奢ることなく、これだけ経営体力のあるうちに次の手を打って、最後の最後まで黒字で残り続ける競輪場を目指さないと。平塚の公営事業所はやる気があるほうですから大丈夫かとは思いますが。
(参考・広報ひらつか11月15日号)