今日のスポニチにこんな記事が。↓
<引用>
”最高200万倍!!「重勝式」車券導入へ”(競輪・オートレース)
経済産業省は22日、収益が低迷している競輪・オートレース事業をテコ入れする為の「自転車競技・小型自動車競争法」改正案を決めた。3月半ばに通常国会に提出し、07年度中の施行を目指す。
同一日に複数レースの勝者を当てることで多額の払い戻しが出る「重勝式」車券の導入が柱で、同省は払戻金を最高200万倍とする方向で検討中だ。
「重勝式」の馬券は国営競馬時代の51年から、売上げの低い午前中に「3重勝」が行われていたが、射幸心を煽りすぎるとの理由で61年に廃止された。
04年に競馬法が改正され、05年1月から発売は可能になったが、実施には至っていない。
競輪・オートレースで「重勝式」が導入されればギャンブル愛好家には朗報となりそうだ。
</引用>
と、いうことだそうですが。
こういった”1発逆転型”の車券が売上げのアップにあんまり効果がないことは3連単の導入の結果で解ってそうなもんですが・・・・・
”宝くじ的”と考えて買ってくれる人が増えれば売上げアップには繋がるかもしれませんが、サッカーくじだって思いっきりハズしてる現況、競技結果を宝くじ的に当てる投票券に新たに手を出してくれる人はいますかねぇ。微妙。
そういえば、TBSラジオが展開している「ラジオは脳にきく」の広告キャンペーン見た方います?
<http://www.tbs.co.jp/radio/brain/vol1.html>
ラジオも脳に効くかもしれませんが、ギャンブルの方が脳に効きそうな感じしません?
ギャンブルといっても座ってるだけのパチンコ・スロットじゃないですよ。右手ひねってるだけだったり、コイン入れてボタン押すだけの機械みたいになってるんじゃ効き目なさそう。(あ、人を何々な機械って例えると怒られるんでしたっけ。)
競馬場なり、競輪場なりに出かけて1日歩き回って、色々考えて投票券勝って、結果に一喜一憂して・・・・。
体と脳に適度な刺激があって良さそうで、ヒマな団塊世代のボケ防止にもってこいでしょう、これ。
健康番組には疑いの眼差しが厳しい昨今、テレビで大々的に「ボケ防止にギャンブルが効く!」とは言い難いでしょうけどね。でも麻雀がボケ防止に効果的って前にどこかで見たような・・・・。
3重勝の導入を契機に、なんとか巧い事宣伝して定年してヒマな団塊世代でも取り込みましょうよ、公営競技業界に。でも、既得権益にしがみつくのが大得意な世代だけに、新たな道に踏み出させるのは難しそうですが・・・・