うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★笠松貸料訴訟和解へ

 
笠松競馬場の土地所有者の一部が土地の賃料を巡って起こした訴訟が和解するとか。
 
以下http://www.sanspo.com/keiba/news/090204/kba0902041348015-n1.htmより引用
 
<引用>
オグリキャップなど名馬を輩出した笠松競馬場岐阜県笠松町)の一部地主が、競馬場を運営する県地方土地競馬組合に土地の明け渡しなどを求めた訴訟の控訴審で、和解協議が4日、名古屋高裁(西島幸夫裁判長)であった。原告側が被告側の提示した借地料について基本的に合意、和解が成立する見通しとなった。
 
双方の関係者によると、賃貸料を一坪当たり1200円と設定することで、原告側が被告側に歩み寄る形となった。
 
昨年5月の一審岐阜地裁判決は、敷地の明け渡しと損害金の支払いを組合に命じたが、明け渡しの仮執行の請求は棄却。組合が控訴したため、競馬場とレースは存続されている。

</引用ここまで>
 
なお、今回の和解では賃料一坪当たり1200円ということになっていますが、地主側の要求は一坪当たり1300円だったそうです。
ちなみに、賃料が一坪当たり100円違うと、競馬組合側の支出が年間630万円違うそうです。
(参考→http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009020490123808.html
 
ギリギリ綱渡り状態の経営が続く競馬組合としてはこの100円が実に頭の痛い問題でしょう。一坪1300円だったらあっという間に赤字決算になることは必至でしょうから・・・・・
 
しかし、賃料騒動は一服したように見えても、中京地域が未曾有の不況に襲われている現状では笠松競馬場の今後が心配。いや、笠松だけではなくて名古屋競馬、名古屋競輪、岐阜競輪、四日市競輪も含めて地域一帯の公営競技が一気に傾いてしまいそう。
今の不況から日本が脱出できる兆しが見えてこない中で、日本の公営競技がどうなってしまうのか・・・・。何だか前向きな予想が見えてこないのが悲しいですね。