http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090806-OYT1T00891.htm
より引用
＜引用＞
茨城知事選、競輪五輪銀の長塚氏出馬表明
衆院選と同日の３０日投開票の茨城県知事選に、競輪選手でアテネ五輪銀メダリストの長塚智広氏（３０）が６日、無所属で出馬することを表明した。
水戸市内で記者会見した長塚氏は、「血税が県民のためにならないものに使われている。放っておけない」と語った。来春開港予定の茨城空港と、国が進める霞ヶ浦導水の事業凍結を公約の目玉に掲げた。
知事選では、５選を目指す現職の橋本昌氏（６３）、自民党推薦で元国土交通次官の小幡政人氏（６４）に保守陣営の支持が割れ、民主党は自主投票を決めている。このほか、共産党推薦で女性団体役員の間宮孝子氏（５７）、元会社社長の森川勝行氏（５８）、農業桐原孝志氏（６１）が出馬を表明している。
＜/引用ここまで＞
どうやら本気らしいですよ。
しかし、ガッチガチの保守王国にあのキャラは受け入れられるのか？という疑問があるんですが・・・・。
茨城は保守王国というか、まぁ「土木王国」でもあるわけでして、空港と霞ケ浦導水事業に反対では、いくら保守分裂選挙でも保守票はまず回ってこないでしょうな。
霞ケ浦導水事業については↓
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kasumigaura/
このような各種問題が山積していますし、費用対効果も疑問視されていますが・・・・。
大体、霞ケ浦は最下流の「常陸川水門」で締め切られているんですから、ヨソの水を入れたところで霞ヶ浦内で水が循環するだけで、根本的な浄化対策にはならんでしょうに。浄化対策というならまず先に、生活排水と家畜養育施設からの排水の垂れ流しをなんとかすべきでしょう。
渇水対策といっても、この計画が発表された頃と今では水需要に大きな差があるはずなんですが、全国各地のダムと同様に、過大な水需要を見込んだ当初の見積もりを変えるハズはないでしょう。
まぁ、将来にツケを残すことが確実な２大事業の問題点を白日の下に晒すためには長塚の立候補も悪くは無いと思いますが、当選はどうでしょうかねぇ・・・・
当選した所で、議会では四面楚歌状態になるでしょうから、かなり難儀な県政になるでしょうな。