うまのて雑記帳・うまのて的こころ

淡水小物釣りとB級グルメをメインにグダグダ書いたブログ


※更新停止に伴いコメント欄を停止したら過去のコメントまで読めなくなってしまいました。
たくさんのご意見ご感想ありがとうございました。

★JRA騎手と競輪選手の引退ラッシュ

 
http://jra.jp/news/201012/121702.htmlより引用
 
<引用>
12月20日(月)をもって、以下の騎手が引退することとなりましたので、お知らせいたします。

なお、引退後は各厩舎でそれぞれ調教助手となる予定です。

氏名        所属            引退後の所属厩舎
金折 知則騎手 (栗東・松元 茂樹厩舎) 松元 茂樹厩舎
菊地 昇吾騎手 (栗東・本田   優厩舎) 本田 優厩舎
北村 浩平騎手 (栗東・須貝 尚介厩舎) 須貝 尚介厩舎
生野 賢一騎手 (栗東・音無 秀孝厩舎) 音無 秀孝厩舎
田島 裕和騎手 (栗東・藤沢 則雄厩舎) 藤沢 則雄厩舎
仲田 雅興騎手 (栗東・藤岡 健一厩舎) 藤岡 健一厩舎
船曳 文士騎手 (栗東・藤原 英昭厩舎) 中竹 和也厩舎
柄崎 将寿騎手 (美浦・フリー)       柄崎 孝厩舎


</引用ここまで>
 
なんで一気にこんな人数が引退?と思ったら、来年から”厩舎スタッフ数を減らす・賃金が減らされる・騎手が助手に転向する条件が厳しくなる”等の厩舎制度の変更があるとか(ソース→http://www.sanspo.com/keiba/news/101217/kba1012170504002-n2.htm)。
そんなことがあるので年の瀬に「駆け込み引退」が大発生したらしい。
障害レースでよく見る名前が出てますけど、騎手足りますかね・・・。美浦の方は2年間の猶予期間があるようで、今年の大量引退は無いようですが、2年後に東西両方で障害レースがあったら騎手が足りなくなったして。
 
でも、若手が表舞台に立てないうちに辞めざるを得ないのか・・・・・厩舎もすぐに結果を求められる昨今は外人とトップジョッキーにしか騎乗を頼んでないもんな。
しかし、これだけの人数の名前を並べられてもピンとくるのは、菊地昇、金折、田島裕ぐらいだなぁ。
 
競輪でも引退選手が大量発生(http://www.keirin-autorace.or.jp/public/shojo/shojo_h22.html)。こちらは退職金制度と選手年金の改正(選手サイドから見れば改悪?)に伴って、早めの引退を選んだ選手が多かった模様。
(※なお、最新の引退選手情報はJKAのホームページの公示のページ→http://www.keirin-autorace.or.jp/public/index.html を御覧下さい)
 
最下級のA3クラスの選手は、走れたとしてもあと1期か2期ぐらいだったら早めに辞めちゃおう、ということでしょう。と、いうことでA3クラスの選手で構成されているF2開催の「チャレンジレース」では規定の1日あたり5レースを組むことが出来ず、一部の開催では規定を変えて4レースに減らして開催せざるを得ない始末。
そういや、先日の平塚とか前橋のF2開催で普段は見ない関西の選手が大量に斡旋されてたのはこういうことで選手が足りなかったんだ、なるほどね。
 
それにしても、東京の小泉吉宏とか千葉の森下太志まで辞めちゃったのか。小泉吉宏なんてA級では結構信頼できる選手だったけどなぁ。森下太志は海老根恵太の師匠で、その他にも数々の陸上競技出身の選手の師匠として頑張ってたけど。
 
東京のベテラン恩田繁雄に松本雅彦、北海道の重鎮、大橋秀人・島田徹・高村敦、そして個人的にはそのレースぶりにいつも注目していたベテラン自力選手の2人、”突然自力かまして大穴開けます”神奈川の佐藤定良、”常に自力で成績は1か9”東京の篠原智幸も辞めていた・・・・。
ただ回ってるだけの公務員的な選手ばっかりの中で、”名前を見るだけでレースぶりが思い浮かぶ”選手たちが辞めちゃうのは残念。
何年か前、B級を無くして現行の制度に改正(改悪だと思うけどね)した時にも「ミスター1・9・1」小林政春(埼玉の21期のほう)とか、福島の先行職人・石井美津夫とか、個性派が辞めちゃった事があったなぁ。
 
ま、”名前を見るだけでレースぶりが思い浮かぶ”選手が減るということは、私が競輪に使うカネが減るということですな。
こうなっちゃった今、とりあえず言えることは、三浦世二さん(東京・44期、今年で53才)還暦まで自力一本で頑張って下さい。チャレンジ戦ではどんな若手よりも応援してますので。