6日の日曜も乗っ込み鮒を狙っての釣行。
しかし、気温は低めのうえに天気予報では”天気の急変に注意”とか。
朝の時点の予報では、千葉が雨のち曇で茨城は夕方から雨の可能性アリとなっていたので茨城方面から手賀沼方面にハシゴの予定。
4月からの消費税増税よりも個人的に痛いのが、高速道路の各種割引の終了。首都高に関しては30円アップで済みますが、いわゆる”大都市圏”に関しては私が得する割引が無くなってしまった(>_<)
おまけに、ポイントが満額になったときに8000円分キャッシュバックされていたETCマイレージも、ポイント満額で5000円分に大幅↓。
地方部の割引も7月以降は30%引きになってしまうとなると、いよいよ困るなぁ。
早速、昨日の高速道路はだいぶ空いていた印象。人の流れが滞れば金の流れも滞り、とどのつまり世の中の景気がどうなるのか・・・・
まずは成田ICで降りて千葉県内を北上するルートで茨城県に入り、利根川沿いを覗いてみようと思っていましたが、”節約”するために佐倉で降りて成田までR51を進むことにします。出口の料金表示に「割引」の文字が無いのを見せつけられて、実質的な大幅値上げを実感。
千葉県内も改めて見渡すと実にイイ雰囲気、途中で寄り道・・・・
以前に立ち寄ったことのある「カッパの機場」周辺に寄ってみます。以前はダメだったポイントですが、今回はどうでしょう。某回転すしチェーンのキャラのカッパとは似ても似つかぬ恐ろしげなカッパが安全を訴えていますが、今どきの子供に”カッパ=恐怖の水辺の妖怪”という図式は通用するのでしょうか?
この日の朝は冷え込みがきつく、水温も低め。物の本によると「低水温時の活性が低い時には赤虫が良い」と書いてますので赤虫で始めます。
しかし、アタリは頻繁にあるでもなく、たまに上がるのはタモロコ。
なので、先週は評判の良かったグルテンエサを試します。こういった細長いのがいる所では、野釣りグルテンとかグルテン1みたいな”スパイス系”の効いたエサを使うと、かえって外道の活性を高めると思ったので、スパイス系ではない「いもグルテン」をチョイス。
それでもアタリは遠く、しばらく経ってやっと中ブナが1つ。
時間があるとはいえコレ以降が続かなくては、さすがに粘る気力がなくなり移動。
次の所に行く前に、利根川を渡った所の直売所で美味しそうな草だんごを買ってしまいました。
ヨモギは今年出てきた新芽を使っているそうです。
次は利根川近くの水路と、そこへ続くホソを覗いてみました。
しかし、静かな時が流れるだけでした。
時折、その静寂を破りバシャバシャっと大きなフナの「ハタキ」の音がします。
産卵に夢中ではエサを追ってはくれないですね。利根川との間を隔てる機場が稼働すれば本流から食い気のある連中が入ってくるのでしょうか。
ここまではどこも結果が出てませんので、先ほどの草餅を食べながら脳内会議の結果、霞ヶ浦方面を目指します。
道中でこんな案内板が出てました。
圏央道が一部開通するそうです。地方部の割引が大きいうちに1度くらいは試しに走ってみましょうか。下道でも充分なこの辺りではわざわざ高速使うことも無いような。
先々週はそこそこ小鮒が出たホソの深みに到着。
しかし、まさかのノーフィッシュ。
次は昨年の5月にあとチョイで尺サイズだった”泣き尺”が上がった所へ。
枯れ草の周辺では大きな何かがハタイていますが、餌を追ってくれる魚はいるのかな?
バケツの水に手を突っ込んでみるとちょっと冷たく感じたので赤虫で始めますが、案の定タモロコやオオタナゴがちょっかいを出しますので、ここでもグルテンエサを使って試します。ま、グルテンだから絶対に外道が突っつかない、ということは無いのですが。
先週の手賀沼周辺とは違いアタリは遠いのですが、30分ほどで20センチ級が2つ上がりました。
そして、その後しばらく周辺の鳥の声を聞くだけの時間が流れていましたが、小さく水中のシモリが引き込まれたのを合わせると・・・ガツン!と大きな引き。
尺オーバーですが、なんかヘラっぽい?
水面が落ち着いてからしばらくするともう1枚。
再びの尺越え。
もう少し粘りたかったんですけど、
急に冷たい強い風が吹いて天気が怪しくなってきました。経験上、こういう時は風が止むと同時に雨と雷です。
5匹だけでしたが、強烈な引きを味わえたので満足です。
コイやアメリカナマズとはまた違う引きの強さ、面白いですね。ヘラ師に転向しちゃおうか(嘘)
案の定、車に乗り込んでしばらくすると大粒の雨が落ちてきて、稲光も。経験則に基づく予報は、森田さんの天気予報より確実?
私としたことが、昼飯を食うのも忘れて釣りに熱中していたので遅まきながら飯タイムにすることにします。さっきの草餅?あの程度はオヤツですよ(笑)
カレーを食べ終わる頃には雨も小ぶりになり、なんとか釣りは出来そうな感じ。しかし黒い雲が見えるので、当初の予定通り手賀沼方面に向かいます。
ところが、雨雲から逃げたつもりが実は「雨雲を追っかけていた」感じで、利根川を渡っても雨が降ってます。でも、とにかく今頃のシーズンは年に一度のチャンスですからどこかで竿を出してやろうかと。しかし、雷の鳴る中は危険ですので明るくなるまでは待機。
手賀沼周辺で何箇所かポイントの下見を終えた後に、
虹をバックに釣り再開。
結局、先週の爆釣ポイントに入ります。
見た目の状況は先週と大差ないですが、水中はどうなんでしょう。
先週ほどでは無いにせよ、夕マヅメのひと時は”まぁ快釣”って感じです。
5時半頃になると、吹き付ける冷たい風が濡れた手先から体温を奪い、真冬に釣りをしているかのようになってきてしまったので納竿することにしました。
キジ(ミミズ)も使ってみましたが、この日はキジでも結構食ってきましたね。食いが立つ時間なら何でもいいのでしょうか、連中の好みはよく判らんなぁ。
こっちの都合なら、キジが一番アタリが取りやすくてイイですけどね。ウキがスーッと引きこまれるか、食い上げ(ウキが浮いてくる)て来るまで待っててアワセても大丈夫なんで。
乗っ込み鮒釣行は今週も成功した感じになり2週連続で楽しい釣りになりましたが、場所によっては口を使ってくれなかったりしてタイミングの難しさも痛感。気温や雨、さらには水門が開くとか、機場が稼働するとか、田んぼから排水が始まるとか・・・・いろいろ要素がありすぎて難しいですが、うまく”読み”を利かせて好釣果につなげていければな、と。
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