昨日はゴールデーンウィークを満喫された方にとっては今日からの仕事に備えて鋭気を養う一日となっていたかと思いますが、私にとっては普段通りの単なる日曜なので当然釣りに。あ、釣り愛好家の皆さんは鋭気を養うとか何とか理由を付けて釣りに行っていたかもしれませんね（笑）
昨日は美濃国方面に超遠征。前々回は北の方のヤリを見ることが出来たので、今度は西の方のヤリとボテの色具合を見た上に「さらに新場所でも開拓できれば」と欲張って遠征をカマした次第。さすがに３月では早すぎた様子の美濃国、５月を迎えてどんな感じなのか楽しみではありますが、この時期ならではの悩みといえば田んぼの作業に起因する濁った流れ。ポテンシャルの高い地域ではありますが、不安要素皆無という訳でもなく。
ゴールデンウィーク最終日ということで上下とも大きな渋滞予想は無いので気楽に出発。退屈な新東名を避けてあえて旧東名で西を目指します。
三方原ＰＡで朝食。やはり浜松まで来たら餃子でしょう。それにしても、ここの食堂と売店は２４時間営業だそうで早朝移動派も深夜移動派も助かること請け合い。
美濃国に入り、まずはこの日最初のポイントへ。
昨年１２月、今年３月と２度に渡り覗いた場所。２度とも本命の魚影はありませんでしたが、その雰囲気の良さから「もっと暖かくなったら本命が姿を表してもよいのでは？」と目星を付けておいたのですが。
この日は今までと違って生命感があります。その中にはどう見ても本命と思しき色の付いた魚影も。
しかし、流れが早くて普通のウキ釣りでは苦戦。”どう見ても本命”が餌を追ってくるのですが、流れが早くて水量が多いのでエサに追いつけず。百戦錬磨の小物師ならここでミャク釣り仕掛けを投入して本命の姿を拝めるのでしょうが、私の場合はミャク釣りのスキルがほぼゼロ（汗）・・・・
２本針仕掛けの下針を外した所へオモリを噛ませて簡易ミャク釣り仕掛けをこしらえて挑みますが、なかなかうまく行かず。本命の姿を目の前にしながらもどかしいことこの上なし。
で、苦戦の中でようやく上がった一匹がこれ。
腹黒・紫＆薄グリーンメタリックのキレイなヤリでした。釣った瞬間は”自分史上ベスト５”に入れてもいいくらいの色合い。こんなのがもっと目の前にいるかもしれないのに、なぜ釣れないのか（泣）
ウキ釣りばかりをしてきて、他の釣り方にチャレンジしてこなかったツケが回ってきた感じです。
結構な時間を費やして本命一つというややストレスの貯まる結果に、新場所へ向かう予定が手堅い場所・その１へ寄り道。・・・・あ、オレってこういうふうに楽に結果を出したがる所がダメなのか。
ま、それはさておきキレイな花咲く土手で釣り開始。
しかし、水量は少なくスーパークリアな水が流れるだけ。よくよく見てると魚影は無い事はないのですが。
あえなく３つだけで終了、撃沈で意気消沈。
いつまでも沈んでいても仕方ないので、手堅い場所・その２へ行き、その周辺で新場所探しをします。
手堅い場所・その２は泥濁り地獄なので、ここでは竿を出さぬままに新場所探しへ。
護岸ですが水草の切れ間に魚影のある水路が。
どうみても細長いの以外に黒くて丸っぽい魚影がありましたので竿を出しますと、
ムツとアブラハヤに混じってボテ登場。
ゴマっぽい感じのメスと黒い縁取りが目立つオス。居ることは居るようなのですが、効率が悪いのでプチ移動。
そうしますと、先程よりはボテが上がる確率が増えました。
ボテしか居ないのでしょうかね、ヤリの姿が見えず。さらに、細長い連中の邪魔は相変わらず。
でも、そんな細長い連中の中に普段は見ないこんなのがいました。
これはイトモロコでいいのかな？
この後は自転車を広げて回ってみますが目ぼしい場所は発見できませんで、気づけば手堅い場所・その３へ来てしまいました。
トラクターの姿が見えたので「ここも泥濁りかな」と思いましたが近付いてみればさほどでも無く、短時間で良い釣りになりました。
次のエリアに移動。しかし、この日の釣りは苦戦が続いたせいで予想以上に時間を食ってしまい、着いた時刻は本来は帰り支度をしなければならないような時刻。このエリアの手堅い場所はスルーして、”泣きの３０分”でこの日ラストになる新場所に入ってみますが、
また流れが早くてウキ釣りでは苦戦・・・・
しかし、水量がこの日最初のポイントほどでも無かったので簡易ミャク釣り仕掛けでも何とかなりました。アブラハヤとヤリが半々でなぜかボテは混じらず。
なお、一日を通してハリは新半月。エサは黄身練りをメインに、ミャク釣りの時は細いミミズでした。
帰りも旧東名経由にして、小笠ＰＡのカレー食べ放題でも行こうかと思いましたが最後の場所で使ってしまった３０分を節約するためにやむを得ず新東名で。
浜松ＳＡで超遅い昼飯（？）と夕飯を。３割引きに釣られた牛タン弁当と甘いモノを頂きました。どっちが昼飯でどっちが夕飯かはこの際どうでもいいですかね（笑） さらに眠気除けにエスタロンモカを一本あおってから帰路へ。
この日はウキ釣り一本やりではキツイという事を痛感させられました。ミャク釣り必須の釣り場で竿を出す機会が少なかったとは言え、いろんな釣りの技術を身につけておかないとイザという時に泣きを見ますねぇ・・・・
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